批判浴びるド軍25歳へ“元悪童”が金言 嘆く悪影響…言動に理解も「同じ道を辿らないで」

ピアジンスキー氏がド軍のラッシングについて言及
ドジャースのダルトン・ラッシング捕手が激しい言動を繰り返し注目されている。“悪童”のイメージもつきそうななか、現役時代に“元祖悪童”として名を馳せた元メジャーリーガーのAJ・ピアジンスキー氏が言及。「同じ道を辿ってほしくない」と、自身の経験を踏まえて金言を送っている。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」でドジャース番を務めるファビアン・アルダヤ記者とケイティー・ウー記者は、7日(日本時間8日)にラッシングに関する特集記事を公開した。現役時代に100人の現役メジャーリーガーによるアンケートで「最も嫌われている選手」に選出された経験を持つピアジンスキー氏が、同じ捕手であり、トラブルメーカーとして見られつつある若者について語っている。
ラッシングは今季、ジャイアンツのイ・ジョンフ外野手やカブスのミゲル・アマヤ捕手に暴言を吐いたほか、クリント・ボンドラック球審と口論した翌日に挑発的な態度をとるなど、批判を浴びている。電話取材に応じたピアジンスキー氏は「個人的には気にならない。彼のプレースタイル。野球が好きで、勝ちたいのが伝わってくる。彼はそれを体現している。これが何故悪いことなのか分からない」と、むき出しの闘争心には理解を示した。
ルイビル大時代にラッシングを指導したダン・マクドネル氏も同記事内でコメントし、「批判するのは簡単だけど、戦場で戦う男にとってはこの男は愛さずにはいられないんだ。彼は熱心だ」と擁護。大学時代も熱くなりすぎて罰を受けることがあったというが、「彼が反撃したことはなかった。『自分の行いを理解している。謝罪している』という感じだった。野球を離れたら、可愛い奴で、敬意を払える子だった」と素顔を明かしている。
それでも、一度定着してしまった悪印象を覆すのは容易ではない。ピアジンスキー氏は「誰一人私と同じ道を辿ってほしくない。現役中は常にメディアから態度について答えないといけなかったし、自分を擁護する必要があった。そして、嫌な気持ちになるんだ」と、問題児としてのレッテルがもたらす悪影響を吐露した。
さらに、「チームメートも私を擁護しないといけなかった。それをしてくれたチームメートにはとても感謝している」と、周囲にも負担をかけていた現役時代を振り返った。血気盛んな25歳の若き司令塔は、大先輩からの重い言葉をどう受け止めるだろうか。
(Full-Count編集部)