鷹・周東佑京がヒロインで涙 亡き母へ思いを重ね…「そろそろ頑張れと言われているような」

4打数2安打2打点2盗塁…3回にホームスチールに成功
■ソフトバンク 8ー3 ロッテ(10日・PayPayドーム)
ソフトバンクの周東佑京外野手が10日、みずほPayPayドームでのロッテ戦でホームスチールを成功させるなど大活躍。勝利に貢献し、ヒーローインタビューに呼ばれた。お立ち台では、亡き母への思いを話し、声を詰まらせた。
周東が、「母の日」に魅せた。1点ビハインドの3回、1死一塁から右翼への適時三塁打を放って1点を返すと、2死から柳田悠岐外野手の打席で、毛利海大投手の隙を見逃さずに本塁を狙った。クロスプレーとなり、球審は一度アウトのジェスチャーを見せたが、捕手がボールをこぼしているのを確認して両手を広げた。衝撃の走塁に場内は大歓声が起きた。
5回にも適時打を放ち、4打数2安打2打点2盗塁の大活躍。ヒーローインタビューに呼ばれた周東はホームスチールについて振り返り、「やばいと思いましたけど、結果が全てなので。結果、セーフになってよかったなと思います」とした。その直後だった。
「きょうは母の日ですし、母にそろそろ頑張れと言われているような気もしながら、きょう1日やっていたので。頑張れてよかったなと思います」と語り出した。周東の目には光るものが。
周東の母は2024年に他界。天国の母に捧げる活躍だった。「本当に優しくて、僕の活躍を一番に喜んでくれていたので。きょうは本当に『ありがとう』と伝えたいなと思います」。スピードスターが大事な日に、大事な人への思いをグラウンドで表現した。