岡本和真は「打撃を掴んだ」 233発男が見抜いた5月の覚醒…活躍呼んだ“15cm”

ブルージェイズ・岡本和真【写真:ロイター】
ブルージェイズ・岡本和真【写真:ロイター】

メジャー17年間プレーしたフロイド氏が分析

 ブルージェイズの岡本和真内野手が、メジャーの舞台で本来の打棒を発揮し始めている。米スポーツ局の番組内でメジャー通算233発のクリフ・フロイド氏が岡本の打撃を分析。打席内での“微細”な変化が上昇の要因になっていると指摘した。

 米スポーツ局「MLBネットワーク」は9日(日本時間10日)、公式X(旧ツイッター)に番組内の動画を投稿した。フロイド氏は岡本について「この子は打撃を掴んだと思う。彼は打席の立ち位置を下げた。これはシーズン序盤の映像なんだけど、何が起きているか掴もうとしている感じだった。でも今は『分かった、分かった!』って感じだ」と高く評価した。

 4月序盤は対応に苦戦。「速球に振り遅れていた。打撃フォームがリラックスできていなかった。どう対応すればいいか分からない状況で、追い込まれたら100点のスイングができない状態だった」と、本来の打撃が影を潜めていた要因を分析した。

 しかし、5月から徐々に成績が上昇。同氏は「打席の立ち位置を(捕手側に)少し下げたことによって、余裕が生まれた。5月になってヒットがコンスタントに生まれるようになった。調子が上がった。打撃はコンタクト、そしてパワーの順だ」と、確実性が増したことで持ち味である長打力も発揮できるようになったと語った。

 さらに「今の打席の立ち位置を見てくれ。一番後ろだ。余裕が生まれたことで、ミートポイントで捉えられるようになった」と映像を交えて解説。「成功を収めるには、まずボールに当てないといけない。確かにゴールドグラブ賞受賞歴のある選手が守っていたら、当ててもどうなるか分からない。キャッチされるかもしれない、でも“お土産”になる球(本塁打)を打てば、キャッチされない。立ち位置を変えたことで時間を少しだけ稼ぐことができたんだ。契約通りの活躍をしているね」。試行錯誤の末に見つけたわずか「15センチ」の余裕が、和製大砲のバットをさらに加速させていると分析していた。

 岡本はチーム2冠の10本塁打、26打点をマークし、チームの中心として活躍している。

(Full-Count編集部)

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