巨人を悩ます“正二塁手”論争 名手・吉川復帰も…鉄壁23歳が誇る12球団最強の「6.03」

巨人・吉川尚輝(左)と浦田俊輔【写真:小林靖】
巨人・吉川尚輝(左)と浦田俊輔【写真:小林靖】

巨人は吉川と浦田が二塁でのスタメンを多く占めている

 巨人の正二塁手をめぐり、注目の争いが展開されている。4月下旬には怪我から復帰した31歳の吉川尚輝内野手が二塁での出場機会を増やしているが、今季の開幕スタメンをつかんだ23歳の浦田俊輔内野手も台頭。実績のある吉川も油断ができない状況が続いている。

 2024年ドラフト2位で九産大から入団した浦田は「8番・二塁」で開幕スタメンに抜擢。広い守備範囲とチームトップの6盗塁のスピードを生かして一気に主力となった。吉川が復帰するまでは二塁として活躍した。

 セイバーメトリクスの観点からプロ野球の分析を行う株式会社DELTA(https://1point02.jp/)の守備を評価する指標のひとつであるレンジファクター(RF)で、浦田は12球団トップ(規定到達者)の「6.03」を記録。失策も0と、突出した安定感を見せている。

 一方の吉川は昨季の股関節の怪我の影響で出遅れたものの、4月26日に1軍に復帰。同29日からは、ほぼ二塁でスタメン出場。浦田は遊撃に回る機会が増えた。2024年にゴールデン・グラブ賞に輝いた守備は健在で、ここまでRFは「5.34」と、浦田にはやや劣るが高い貢献を見せている。

 また、打撃面で浦田はここまで打率.215、7打点。対する吉川も打率.205、1打点と好成績を残せてはいない。いつ入れ替わってもおかしくない状況ともいえる。他球団もうらやむような高い守備能力の選手による争いは、今後も注目される。

(Full-Count編集部)

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