ドジャースが村上宗隆に下していた低評価「こっちでは打てない」 HR量産で状況一変…見えてきた“大谷共闘”の可能性|MLB Press Box #3
各球団の評価を覆す大活躍を見せているホワイトソックス・村上宗隆【写真:荒川祐史】HR量産の村上…ドジャース番ディラン・ヘルナンデス記者が見た必要性
米国の有力紙やスポーツ専門メディアの記者が、日本国内の報道とは一線を画す視点を提供する「MLB Press Box~米国記者の忖度なき評価~」。今回はディラン・ヘルナンデス記者(カリフォルニア・ポスト)が、本塁打を量産する村上宗隆内野手の“今後”を予測する。
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ホワイトソックスにやってきた村上宗隆内野手が、各球団の評価を覆す大活躍を見せている。定評のあるドジャースのスカウトでさえ、彼への見方は間違っていたというのだから興味深い。スカウティングや編成に置いて、予想が正しかったとか、失敗しただとか、色々あるのが野球の醍醐味のひとつでもある。
日本で3冠王にも輝いた村上は、あれだけ騒がれながらも結局は2年総額3400万ドル(約53億6300万円)の契約に落ち着いた。メジャーのスカウトからは直球の対応などが疑問視されていたこともあり、獲得に手を挙げたのは低迷するホワイトソックスだった。
今季は開幕から驚異的なペースでホームランを量産。他球団が手のひらを返して色めき立っている。ホワイトソックスは村上を放出するのか。村上と結んだ契約期間はわずか2年。正直、「本当にこっちで活躍できるのか証明してみろ」というような契約である。
例えば村上に5年のオファーを出していれば、FAとなったときに彼もチームに恩返ししたいというような気持ちがあるかもしれないが、この契約を見る限り、結局ホワイトソックスも彼を高く評価していたわけではないということがうかがえる。だから村上本人はそういう義務感や恩返ししたい気持ちは特に持たなくてもいい。
2027年オフにはFAに…ドジャース入りの可能性は?
(ディラン・ヘルナンデス / Dylan Hernandez)

