村上宗隆の獲得を見送った29球団は「理解できないよ」 身をもって“確信”…敵軍右腕の証言

7試合ぶりの一発→第3打席で17号
■Wソックス 8ー3 カブス(日本時間17日・シカゴ)
ホワイトソックスの村上宗隆内野手が16日(日本時間17日)、本拠地でのカブス戦で2打席連発の17号と大暴れを見せた。この試合で村上に2被弾を喫したカブスのジェームソン・タイヨン投手が、試合後の取材で若き大砲の実力を絶賛した。FA市場で他球団が獲得を見送ったことに対し、驚きと疑問の声を上げている。
村上は3回の第2打席で左中間へ16号ソロを放つと、5回の第3打席でも直球を捉えて17号を叩き込んだ。タイヨンは村上への2発を含む1試合5被本塁打を浴びて自責点8で敗戦投手となった。マウンド上で圧倒的な長打力を目の当たりにした右腕は、敵軍の打者ながら規格外のパフォーマンスにすっかり脱帽した様子だった。
日本で輝かしい実績を残した村上だが、移籍前の市場価値は暴落していた。剛速球への対応力などが懸念され、多くの球団は獲得候補リストにすら載せていなかった。しかし、ホワイトソックスに加入すると、開幕からアーチを量産して見事に下馬評を覆している。タイヨンもその確かな実力を認め、見過ごされた価値を力説した。
地元放送局「マーキースポーツ・ネットワーク」の取材に応じたタイヨンは「他の29球団がなぜ彼に興味を持たなかったのか、あまり理解できないよ」と首を傾げた。「彼から身を引くと誰かが決めて、そしてリーグ全体もそうすると決めるような集団思考のようだ」と他球団の低評価を指摘し、「僕に言わせれば、クレイジーだね」と語った。
さらに「彼は打てるし、打球をスタンドに放り込むことができる。それにまだ若くて、パワーもかなりある」と実力を絶賛。「ストライクゾーンも管理できているし、多くのことを非常にうまくこなしているんだ」と打席での存在感を称え、「もっと多くのチームが獲得に関心を示さなかったのは、正直言ってクレイジーだよ」と強調した。
(Full-Count編集部)