DeNAドラ5は「新人でなかなかいない」 首脳陣も太鼓判…攻守で放つ「大人」な振る舞い

成瀬は16日に負傷の三森に代わり緊急出場、17日はスタメンで1安打
■巨人 1ー0 DeNA(18日・東京ドーム)
DeNAは17日、東京ドームで行われた巨人戦に0-1で敗れ、3連敗を喫した。ドラフト5位の成瀬脩人内野手が「7番・二塁」でスタメン出場し、5回の第2打席で左前打を放った。牧秀悟内野手の負傷により4月25日に1軍昇格。NTT西日本時代から定評のあった安定感のある守備に加えて、打撃面でも大村巌1軍打撃育成コーチが「大したもん」と太鼓判を押している。
前日16日の同戦で三森大貴内野手が自打球の影響で退き、4回の守備から急遽出番がやってきた。5回の第1打席は空振り三振に倒れたが、7回に田中瑛のシュートを逆方向に運ぶ右前打。続く度会隆輝外野手の左前打で一気に三塁を陥れる好走塁を見せた。
そしてスタメンを掴んだこの日、5回1死から竹丸のチェンジアップを左前へ運んだ。9回2死一塁の場面ではマルティネスの前に空振り三振に倒れて最後の打者となり「抑えとか、勝ちパターンで出てくる投手の強い真っすぐはまだ弾き返せていないので、そこを打てるようにならないとレギュラーになれない」と自己評価は厳しいが、着実に存在感を示している。
大村コーチは「1軍の投手にしっかり慣れてきている。(田中瑛からの)逆方向はなかなかできない。振りたいし引っ張りたいところで、適応力があるし、素直さもある。でも最初から振れる勇気もある。新人でなかなかいないですよ。大体みんな初めて対戦する投手になる中で、大したもんだなって」と舌を巻く。
さらに「派手さはないかもしれないけど、ちゃんと仕事になっている。自分のスタイルがこうですよという感じじゃなくて、ゲームに溶け込んでいる。大人ですよね。それってなかなかできないことだと思います」と新人らしからぬ落ち着きを称えた。
とはいえ、まだ出場12試合目の24歳は「実はめっちゃ緊張しながらやっています」と苦笑いする。それでも「守備は怖さはなく守れているかなと思います」と頼もしかった。
4月28日の中日戦(バンテリンドーム)ではプロ初安打をマークし、NTT西日本の先輩にもあたる戸柱恭孝捕手から、高級ブランド「ルイ・ヴィトン」のスニーカーがプレゼントされた。「ホームラン打ったら? また期待したいです」。茶目っ気たっぷりにさらなる飛躍を誓った。