大谷の“CY賞逃し”は「ありえない」 米識者が熱弁…投球回&奪三振数少なくても推す理由

ドジャース・大谷翔平【写真:黒澤崇】
ドジャース・大谷翔平【写真:黒澤崇】

投手・大谷翔平は3勝2敗で防御率0.82

 ドジャースの大谷翔平投手が、投手として歴史的な領域に足を踏み入れている。現在、3勝2敗で防御率0.82をマーク。米スポーツ局「MLBネットワーク」の番組内では、現時点でのナ・リーグのサイ・ヤング賞候補ランキングで1位に推され、識者からは「逃すなんてあり得ない」と断言する声まで上がっている。

 18日(日本時間19日)に公開された同局の番組「MLB Tonight」では、現時点でのサイ・ヤング賞争いについて議論が展開。発表されたランキングでは大谷が1位に選出され、2位にクリストファー・サンチェス投手(フィリーズ)、3位にはポール・スキーンズ投手(パイレーツ)が続いた。司会のグレッグ・アムシンガー氏は、他の候補者と比べて投球回(44回)や奪三振数(50)が少ない点に懸念を示したが、元球宴左腕のダン・プリーサック氏は大谷の1位を支持し、さらにザック・ウィーラー投手(フィリーズ)も今後の争いに食い込んでくると指摘した。

 続けてアムシンガー氏は、今季の大谷について「『俺がサイ・ヤング級の投手だ』と世界に証明することを目標にしている。そして今年、彼がその目標を達成する年になると思うよ」と熱弁を振るった。プリーサック氏は、受賞に向けては155イニングから160イニング程度に到達させる必要があるとしつつも、アムシンガー氏は二刀流スターが目標を完遂することに太鼓判を押している。

 一方で解説のハロルド・レイノルズ氏は、現在の「0.82」という防御率に注目。近代メジャー最高峰とされる1968年のボブ・ギブソン氏による防御率1.12を引き合いに出し、「もし防御率1点未満を維持できたら、彼がサイ・ヤング賞を逃すなんてあり得ないよ!!」と熱弁した。

 レイノルズ氏は「防御率1点未満なら、彼が勝つよ。他のサイ・ヤング候補が200イニングを投げたとしてもね」と、歴史的な数値が投球回数の差を凌駕すると主張した。投打で異能を見せる大谷が、今季投手として最高の名誉を手にするのか。伝説の右腕と比較されるほどの圧倒的な快投に、全米の熱視線が注がれている。

(Full-Count編集部)

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