守備崩壊から生まれた大惨事 “傍観者”に批判殺到「なぜ普通の野球ができない」

今世紀でわずか4本目のランニングHR…達成者のウッドは巨漢
【MLB】ナショナルズ 9ー6 メッツ(日本時間20日・ワシントンDC)
ナショナルズのジェームズ・ウッド外野手は19日(日本時間20日)、本拠地でのメッツ戦の2回、ランニング満塁本塁打を放った。2死満塁の好機で放った大飛球を巡り、メッツの外野陣が連係を欠いた守備を見せたことで快挙が生まれた。歴史的な珍プレーに「酷すぎる」「何してるの?」とファンも唖然としている。
衝撃の光景は2回2死満塁の場面で生まれた。ウッドが左中間へ大飛球を放つと、メッツのニック・モラビト外野手がフェンスに激突しながら捕球を試みた。ボールは跳ね返ったが、本来カバーすべき中堅手のタイロン・テーラー外野手は近くでなぜか傍観。転倒したモラビトが必死に起き上がってボールを追ったものの、ウッドが一気に生還した。
エラーの記録はつかず、ウッドのシーズン13本目となる一発はランニング満塁本塁打となった。このインサイド・ザ・パーク・グランドスラムは今世紀でわずか4本目という非常に珍しい記録である。過去の達成者は俊足タイプが当然多いが、ウッドは198センチ、106キロの巨漢選手とあって驚きという他ない。
ウッドへの称賛も多かったが、ファンの視線はなぜかカバーを怠ったテーラーに向けられた。「タイロン・テーラー、お前なにやってんの?」「なんでボールを追わずに立っているの?」「メッツは球界最高のお笑い球団」「なんでお互いを見つめているの?」「これは野球ではない。完全な狂気だ」「なぜ普通の野球ができないんだ」「マヌケかよ」「センター誰や」と批判の声が寄せられている。