大谷翔平を放出せず…エ軍がまた逃した金の卵 “代替選手”は活躍できず、幻のトレード案

2023年に“貧乏球団”レイズが持ちかけていたトレードとは…
ドジャースの大谷翔平投手は、メジャーに挑戦した2018年から6年間をエンゼルスで過ごした。2023年にはトレード期限までに“放出”されるかが大きな注目を集めたが、ここにきてレイズが驚きのトレードを持ちかけていたことが判明した。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」の敏腕記者ケン・ローゼンタール氏が伝えた。
「ショウヘイ・オオタニがレイズへ? 球界を驚かせただろう」と題した記事では、今季の総年俸MLB28位という“貧乏球団”のレイズが、2023年にジュニオール・カミネロ内野手を交換相手として大谷とのトレードを持ちかけていたことを報じている。
「事情を知る複数の関係者によると、2023年トレード期限前に彼らの名前を含む(複数の選手のトレード案が)両球団で真剣に協議されていたという」としたが、結果的には実現せず。大谷はFAで2024年からドジャースに移籍した。
カミネロは当時2Aに所属していた。「もう1人は当時A+に所属していた20歳のカーソン・ウィリアムズ内野手だ。オオタニは(シーズン終了後にFAになるので実質)レンタル移籍だったが、エンゼルスはさらにもう1人求めていたという。複数の関係者によると、レイズは成立させるために(カミネロやウィリアムズよりは)劣る選手も付け加える用意があったという」と詳細を明かしている。2023年の成績を見てみると、カミネロは2Aで81試合に出場して打率.309、本塁打20、打点62、OPS.921、ウィリアムズはA+で105試合に出場して打率.254、本塁打23、打点77、OPS.857だった。
2022年のトレード期限では、大谷とパドレスの生え抜きスター選手でもあるジャクソン・メリル外野手ら複数人のトレード案が急浮上していただけに、同メディアは「エンゼルスにとって、モレノオーナーがトレードを成立させなかったことは、オオタニの『もしも(トレードしていれば……)』をまたひとつ思い出させる出来事になった」と指摘する。
モレノオーナーはトレードを妨げたが、エンゼルスは2022年、2023年ともにシーズン73勝89敗。「もしオオタニを(FAで)残留させることができていれば、失敗はまだ許されただろう。しかし最高の選手を放出して得た唯一の補償は、2024年の全体74位の指名権だった。のちに右腕のライアン・ジョンソンを獲得している」。ジョンソンはいまだ目立った活躍をしていないこともあり“恨み節”だ。
カミネロは2023年9月にメジャーデビューして、昨季154試合で45本塁打を放ってブレーク。今年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)ではドミニカ共和国代表に選出され、今季もすでに48試合で13本塁打をマークしていている。
(Full-Count編集部)