米国留学で驚愕「規模がすげえ」 GG佐藤氏が実感…リトルリーグの壮大スケール

西武やロッテなどで活躍したGG佐藤氏【写真:荒川祐史】
西武やロッテなどで活躍したGG佐藤氏【写真:荒川祐史】

GG佐藤氏は小学1年時に「市川リトルリーグ」へ入団

 西武やロッテなどで活躍したGG佐藤氏は、小学1年時から硬式球を扱う「市川リトルリーグ」でプレーし、自身の礎を築いた。チーム数も減少しているなか、リトルの魅力と野球人生におけるメリットを力説。軟式野球とは違った喜びを語った。

 チーム選びの際、GG佐藤氏の目に軟式野球は物足りなく映った。その一方でリトルリーグは「しっかりやっている感じで、楽しそうで上手くなりそうだった」と振り返る。特に軟式野球の低学年であれば出塁後、盗塁や暴投などで高い確率で三塁まで行ける。リトルリーグでは投球がホームベースを通過するまで離塁できない。実質的に盗塁はできないようになっており、「締まった野球というか、実戦に近い野球ができる」と語った。

 さらに打撃での快感にも魅了された。「金属バットで硬式を打った時の感触がたまらない。芯を食った時にスコーンと抜けながらも手に残る感覚がある。それが好きで僕は野球を続けられた」。そして、公式戦では規格のサイズに合わせた柵が外野エリアに設置される。「フェンスがちゃんとあって、越えると気持ちいい。あのゆっくりとベースを回る感覚が僕を野球にハマらせました」。

 当時の喜びは鮮明に残っている。「西船橋リトルリーグのグラウンドで左越えを打ったのは今でも覚えています。父が映像を撮ってくれたので擦り切れるほど見ました。『キモティー!』の原点ですね、確かに」。プロ野球でのお立ち台での決め台詞は、当時の柵越えの喜びが起源となっていたようだ。

取材に応じるGG佐藤氏【写真:荒川祐史】
取材に応じるGG佐藤氏【写真:荒川祐史】

米国で世界大会の中継映像に驚き

 技術面でも硬式用の重いバットを振ることで体幹は強化され、軟式球とは違った弾み方でゴロ捕球の技術が向上した。中学、高校、その後の野球人生へ大きく寄与した経験になったという。

 また大学卒業後に米国へ野球留学した際に、世界大会の中継を目にした。「テレビ中継もされていて、こんなところに繋がっているんだと思った。規模がすげえなと。普通に世界にも出ていくチャンスもあるんだと知りました」。世界大会へと直結するスケールの大きさにも驚かされた。

 実戦さながらのルール、成長に直結する土台作り、そして「本物の打感」と「柵越えの感動」。圧倒的なスケール感を誇るリトルリーグでの体験は、子どもたちに野球の楽しさを教え、大きな夢を描かせてくれる最高の舞台と言えるだろう。

【実際の映像】「僕を野球にハマらせました」 GG佐藤氏が語るリトルリーグの魅力、指導論も

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