杉内コーチ怒り「僕は共感できない」 25歳左腕に苦言…気になった“振る舞い”

阪神戦に先発も4回7失点で降板した巨人・井上温大【写真:小林靖】
阪神戦に先発も4回7失点で降板した巨人・井上温大【写真:小林靖】

井上が自己ワースト7失点で4敗目

■阪神 7ー4 巨人(22日・東京ドーム)

 さすがに厳しい口調だった。巨人・井上温大投手は22日の阪神戦(東京ドーム)で4回10安打7失点と炎上、4敗目を喫した。杉内俊哉投手コーチが怒りを見せたのは結果だけではない。マウンド上で淡々と投げる姿に「僕は共感できない」と苦言を呈した。

 若き左腕の背信投球だった。初回、ドラフト1位・立石の左越え二塁打に許すと、森下の中前適時打、大山の6号2ランと続いて一挙3失点。3、4回に2失点ずつを喫して自己ワースト7失点の大乱調だった。2位・阪神との3連戦初戦を落とし、試合後の杉内コーチは何度も首をかしげた。

「なんでしょうね……。7点取られてますからね。僕なら絶対に悔しいですよ。なんかえらい淡々と投げてるな、っていうのは正直に思いましたね」

 球威自体は悪くない。だが、打たれても淡々とボールを投じる左腕の姿に、現役時代に気迫を前面に出して闘ったレジェンド左腕は我慢がならなかった。「僕だけならまだいいんですよ。チームメートだったり、見ているファンはどう思ったか」と厳しい口調で続けた。

 杉内コーチが井上と比較して挙げたのが、阪神の高橋遥人投手だ。試合前までに4完封していた左腕は、6回にダルベックの左前適時打で失点。7回にはキャベッジの2ランを浴びた。「1点を取られただけで、あれだけ悔しがる。1点取られただけで7-1。楽勝ムードでも悔しがる。キャベッジに2ランを打たれて、マウンドで膝つくぐらい悔しがっている姿を見て、僕はこっち派だなと思いましたけどね」と率直な思いを明かした。

 取材中には「皆さん、どう映りました?」と逆質問する場面も。「今日投げた中継ぎ陣は結構、甘い球があったけど、抑えてますから。『ボールに気持ちが乗り移っている』と僕は思いましたけど」。高卒7年目の左腕から“絶対に抑える”という執念を感じられなかったのか、杉内コーチの言葉は最後まで厳しかった。

【実際の場面】杉内コーチが称えた阪神・高橋遥人のエースたる“姿勢”

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