またド軍か? CY賞2度左腕の争奪戦が再燃…米メディア予想「すべてを兼ね備えた球団」

タイガースのタリク・スクバール【写真:ロイター】
タイガースのタリク・スクバール【写真:ロイター】

最下位に低迷するタイガースのスクーバル

 ドジャースが、サイ・ヤング賞を2度受賞したタイガースのタリク・スクーバル投手の有力な移籍先候補として再び名前が挙がっている。米メディアは、タイガースの成績急降下によりトレード期限での放出が現実味を帯びてきたと指摘。豊富な資金力や有望株を持つドジャースを有力な移籍先候補として挙げている。

 米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者は24日(日本時間25日)の記事で、タイガースがスクーバルを放出せざるを得なくなる事態が「もはや避けられない状況になりつつある」と言及。ライバル球団の幹部たちの見立てとして、争奪戦はドジャース、ヤンキース、ブルージェイズ、パドレスの4球団に絞られると予測。今季年俸3200万ドル(約50億8000万円)のスクーバルについて、「この4球団は、残り契約を引き受ける資金力があるだけでなく、有望プロスペクトを放出する覚悟もある球団だ」としている。

 これに米スポーツ局「FOXスポーツ」も反応した。同局は「ドジャースがサイ・ヤング賞2度受賞のタリク・スクーバルを大型トレードで獲得する可能性を、MLB記者たちが予想」との見出しで記事を公開。直近10試合で2勝8敗と低迷し、ア・リーグ中地区で最下位に沈むタイガースの現状を説明し、2026年シーズン後にFAとなる29歳のスーパースターが放出されるという憶測が広がっていると伝えた。
 
 同局は、ドジャースを「勝利への執念、資金力、プロスペクトの駒など、トレードを成立させるためのすべてを兼ね備えた数少ない球団の一つ」と高く評価している。現在チームではブレイク・スネル投手やタイラー・グラスノー投手が離脱中。佐々木朗希投手やジャスティン・ロブレスキー投手、エメット・シーハン投手らも安定感を欠いており、投手陣の補強が必要とみられている。

獲得は「単なる想像のままで終わらないかもしれない」

 また、米メディア「ファンサイデッド」のロバート・マレー記者による「アンドリュー・フリードマン編成本部長が獲得に動くかもしれない。スクーバルはチームのワールドシリーズ制覇の可能性を大幅に引き上げてくれる」という球団幹部のコメントも紹介された。5試合制のシリーズで2回先発できる絶対的エースの存在は、3連覇という歴史的偉業を目指すチームにとって非常に魅力的だ。
 
 同局はスクーバルが加入した場合、山本由伸投手や大谷翔平投手らと形成する先発陣について「これ以上の10月の先発ローテーションを想像するのは難しい」と絶賛。「もしタイガースの低迷がこのまま続くようなら、ドジャースのファンにとって、これは単なる想像のままで終わらないかもしれない」と締めくくった。夏のトレード市場に向け、最強左腕の動向から目が離せなくなってきた。

(Full-Count編集部)

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