大谷翔平、菅野打ち9号先頭打者アーチ リアル二刀流では2戦連発、LA熱狂の“自援護”弾

「1番・投手兼指名打者」で先発出場
【MLB】ドジャース ー ロッキーズ(日本時間28日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手が27日(日本時間28日)、本拠地で行われたロッキーズ戦に「1番・投手兼指名打者」で先発出場し、初回の第1打席で菅野智之投手から6試合ぶりとなる9号先頭打者弾を放った。6年連続の2桁本塁打に王手をかけた。
自らを“助ける”一発となった。初回のマウンドを無失点で終え、先頭で迎えた直後の第1打席だった。菅野がカウント1-1から投じた3球目の93.7マイル(約150.7キロ)のフォーシームを完璧に捉えた。打球速度111.3マイル(約179.1キロ)、飛距離424フィート(約129.2メートル)、角度21度のライナー性の打球がバックスクリーンに飛び込んだ。
大谷の先頭打者弾は今季4本目、通算28本目。メジャー通算300本塁打まであと11本、日米通算350本塁打(NPB48本)に残り13本とした。また、リアル二刀流弾は20日(同21日)のパドレス戦以来、通算18本目となり、「2登板連続で先頭打者アーチ」の離れ業となった。
前日の同カードでは、4回の第3打席で右手甲付近に死球を受け、5回に代打を送られていた。今季初の途中交代に場内もざわついた。それでも、試合後にデーブ・ロバーツ監督は「good」と軽症を強調。「打つかどうかはまだ決めていない」としたものの、打者での出場を決断し、大谷は自らのバットで不安を払拭した。
菅野とは計5打席対戦し、4安打2本塁打、打率.800、OPS3.000と得意にしている。今年3月のWBCで侍ジャパンの一員として共闘した“先輩”を、またも粉砕した。
昨年5月は打率.309、15本塁打、27打点、OPS1.180と絶好調で、自身6度目となる月間最優秀選手(MVP)に輝いた。しかし今季は一時25打席連続ノーヒットなど不振に苦しんだが、徐々に本領を発揮。6試合ぶりの快音で“5月ラストスパート”に期待がかかる。
試合前時点で、打者としては50試合に出場し打率.270、8本塁打、29打点、OPS.873。投手としては8試合に登板し4勝2敗、防御率0.73の好成績を残している。