大谷翔平に起きていた“異変” マウンド上で何度も…ド軍実況が驚き「我を失っている」

大谷は6回無安打の好投も…5四死球で1失点
【MLB】ドジャース 4ー1 ロッキーズ(日本時間28日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、本拠地でのロッキーズ戦に「1番・投手兼指名打者」として先発出場。6回を投げて5四死球を与えながらも、無安打1失点に抑えて5勝目の権利をもって降板した。結果として好投を見せた一方で、マウンド上で感情を露わにした“光景”も注目を集めている。
話題となったのは、4回1死一、三塁のピンチで相手打者のカストロを打ち取ったものの、失点を喫した直後の2死二塁の場面だ。ベッツと捕手のスミスがマウンドに集まって間を取る中、大谷は大きく口元を歪め、厳しい表情を浮かべていた。
この様子に、地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」で実況を務めるスティーブン・ネルソン氏は「投球する時は別人になると話題になっていますが、冷静さを失っている様子は見たことがありません」と驚きの声を上げた。さらに、解説のエリック・キャロス氏も「きょうは自分に何回か怒鳴りつけたりしていますね。フラストレーションを感じていますね」と、自身に対して苛立ちを募らせていると分析した。
その後の投球では、感情がボールに乗り移ったかのようだった。続くトーバーに対するカウント0-1からの2球目、99マイル(約159.3キロ)の剛速球を投げ込んで空振りを奪う。思い切り腕を振り抜き、投球後に体が大きく右に傾くほどの力感で、ネルソン氏は「攻め急いでいますね」と伝えた。
キャロス氏が「今の球は我を失っていますね。後ろにぐっとのけぞり『ほら振れよ』って感じです。フォームが跳ね返っています」と解説すると、カウント0-2からの3球目も99マイルの速球で空振り三振に仕留めた。ネルソン氏も思わず「フラストレーションをトーバーにぶつけました!」と絶叫。勝利への強い執念が、マウンド上での激しい感情表現を生み出していた。