ド軍有望株がまさかの“悲劇” 突然起きた事故…球団が緊急対応も賛否両論「仕事をしてただけ」

ドジャース傘下2Aタルサ・ドリラーズの試合でアクシデントが発生【写真:荒川祐史】
ドジャース傘下2Aタルサ・ドリラーズの試合でアクシデントが発生【写真:荒川祐史】

「あの犬は仕事をしていただけ」制度への賛否両論が噴出

 ドジャース傘下2Aタルサ・ドリラーズの試合で、思わぬアクシデントが発生した。有望株のケンダル・ジョージ外野手が、グラウンドに登場した“バット犬”を避けようとして負傷。球団はこの事態を受けてバット犬制度の停止を決定し、日米のファンの間で議論を呼んでいる。

 悲劇が起きたのは、25日(日本時間26日)に行われたロイヤルズ傘下2Aノースウエストアーカンソー・ナチュラルズとの試合だった。2回2死二塁の場面で、トミー・モルスキー投手とホスエ・デポーラ外野手の対戦中、二塁走者のジョージは本塁に戻った後、打者のバットを回収する役割を担うバット犬と衝突しそうになった。ジョージは大きくジャンプして回避したが、着地の際に膝を負傷。足を引きずりながらベンチへと向かった。

 米メディア「ジョムボーイ・メディア」は27日(同28日)、公式X(旧ツイッター)を更新。地元紙「ニューヨーク・ポスト」などでドジャース番を務めるジャック・ハリス記者の報道を引用し、ジョージが膝の怪我を負ったため、チームが当面の間バット犬制度を停止する方針だと伝えた。

 この投稿に対し、米国のファンからは多様な意見が殺到。「バットを取りに行く仕事をしてただけだよ」「バット犬に正義を!」「絶対にその犬は悪くないよ」と犬を擁護する声が相次いだ。さらに「動物をフィールドに出すべきじゃない」「球場に行く楽しみの一つだったのに」と制度自体への賛否が噴出した。

 怪我の状態について、米スポーツ局「ESPN」のオールデン・ゴンザレス記者は27日(同28日)の記事で詳細を報道。「事情を知る関係者によると、最初のMRI検査では靭帯損傷は確認されず、ジョージが手術を回避できる可能性への期待が高まっている」と伝えた。一方で「ドジャースとジョージは今後の方針を決める前にセカンドオピニオンを待っている状況」と伝えた。

 2023年のドラフト1巡目で指名され、マイナーリーグで脅威の盗塁数を記録するなど“金の卵”として期待されるジョージ。球場を盛り上げる存在である愛らしいバット犬が引き起こしたまさかの事態が、大きな波紋を広げている。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY