村上宗隆に“長期離脱”の可能性 OBが厄介な問題を指摘…「グレード2」が示す深刻さ

Wソックス・村上宗隆【写真:ロイター】
Wソックス・村上宗隆【写真:ロイター】

フレイジャー氏とピラー氏が村上の故障について討論

 ホワイトソックスの村上宗隆内野手は5月下旬に右ハムストリングを負傷し、故障者リスト入りした。指揮官は4~6週間の離脱を示唆しているが、経験者からすると復帰の道のりは容易ではないようだ。OBが状況を説明している。

 今季開幕からアーチを量産していた村上は、離脱時点で20本塁打、OPS.938という圧倒的な成績を残していた。しかし、走塁時に右足を負傷。損傷度合いはグレード2とされている。

 米ポッドキャスト番組「Foul Territory」では、レッズなどで活躍した通算218本塁打のトッド・フレイジャー氏と、ブルージェイズなどで好守の中堅手として鳴らしたケビン・ピラー氏が村上の故障について討論した。フレイジャー氏は「私はグレード1をかつて経験したが、それでも1か月はかかった。治るのに、普通の状態と感じるまでに25日間、そのあとリハビリなどがある」と自身の経験を振り返った。

 さらに同氏は、村上の怪我がグレード2であることから「今回のは2か月近くかかるかもしれない。もも裏の怪我は永遠についてくる。ずっと何かを感じ続ける。もも裏の怪我は一番悪い」と厄介な側面を懸念。「私は彼が今年40本打つと言ったが、これでどうなるか分からなくなった。大打撃だ」と肩を落とした。

 ホワイトソックスに在籍経験があるピラー氏も、村上がオフの時点では速球への対応を不安視する声があったことに触れつつ「彼がシーズンのこの段階で20本打っているということから、これはホワイトソックスにとって非常に大きな損失だ。彼にとっても大ショックだろう」と同情を寄せた。

 圧倒的な打棒でチームを牽引してきただけに、ピラー氏は「おそらくア・リーグのルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲っていただろう。正直、野球にとって大きな打撃だ」と球界全体の損失だと嘆いている。「チーム1の選手を失うのはいつだって楽なことではない」と、シカゴの街に広がる絶望感を代弁していた。

(Full-Count編集部)

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