マチャドが異例の苦言「数字が多すぎる」 不振の中で語った本音「それって何なんだ」

「取り上げられている数字の半分も理解できない」
パドレスのマニー・マチャド内野手が、球界で加速するデータ分析の流れに率直な思いを口にした。チームが低迷する中で飛び出した発言は、米国でも大きな注目を集めている。
米紙ニューヨーク・ポストは「マチャド、パドレスの酷いシーズンの最中にデータ分析を徹底的に攻撃『スタッツが出回りすぎている』」との見出しで報じた。その中でマチャドは、現代野球の変化について言及。「野球は進化している。プレーするのは確実に難しくなっているし、より戦略的にもなっている」と認めた一方で、急増するデータ指標への戸惑いを隠さなかった。
「データ分析を追い払えたらいいのにと思うこともある。スタッツがあまりにも多すぎるし、数字も多すぎる」
さらに「取り上げられている数字の半分も理解できない。ボードを見ても意味が分からないものがある」と説明。「チームメートに『WCCVBBだか何だか知らないけど、それって何なんだ?』と聞くこともある。新しい言葉や指標が次々に出てきて、ついていくのも大変だ」と苦笑いを浮かべた。
マチャド自身も今季は苦戦中だ。61試合で打率.172、11本塁打、32打点。出塁率.258、長打率.348、OPS.606を記録。このままではキャリアワーストのシーズンとなりそうだ。
近年のメジャーリーグでは打球速度や回転数、期待打率などの詳細なデータが戦術や選手評価に欠かせない存在となっている。データ全盛の現代野球に対するスター選手の率直な問題提起として、大きな反響を呼んでいる。
(Full-Count編集部)