ボール球を見送っただけなのに… 下された“判定”に米ファン困惑「本当に馬鹿げてる」

ガーディアンズのホセ・ラミレスの打撃で“宣告”
【MLB】ヤンキース 7ー5 ガーディアンズ(日本時間9日・クリーブランド)
審判団の判定が波紋を呼んでいる。8日(日本時間9日)のガーディアンズ-ヤンキース戦で、打者がスイングをしていないにもかかわらず「捕手の打撃妨害」が宣告されるという珍しいプレーが起こり、米国のファンや解説者を困惑させている。判定に対してSNS上では「初めて見た」「ひどいルールだ」と疑問の声が相次いでいる。
5回1死一塁の場面だった。ヤンキースが4-3とリードする中で打者はガーディアンズのホセ・ラミレス内野手だった。ヤンキースのウィル・ウォーレン投手がカウント1-2から投じた4球目は左打席のラミレスの左足付近へ鋭く落ちた。
捕球を試みたJC・エスカラ捕手のミットがラミレスのつま先に接触。ガーディアンズは捕手の打撃妨害と死球の両方についてリプレーチャレンジを要求。検証の結果、死球は認められなかったが、捕手の打撃妨害が適用され、ラミレスは一塁へ、一塁走者のブライアン・ロッキオは二塁へ進塁した。
MLBのルールでは「投球中のいかなる時点でも、捕手(またはその他の野手)が打者を妨害した場合、打者には一塁(進塁)が与えられる」と定められており、スイングの有無にかかわらず妨害は成立する。しかし、米テレビ局「YESネットワーク」の中継で解説を務めるデビッド・コーン氏は、「あれが捕手の打撃妨害だなんて理解できない。ミットが触れたのはボールじゃなくてラミレスの足先だったと思う」と納得のいかない様子だった。
米メディア「ジョムボーイ・メディア」のヤンキース専門アカウント「トーキン・ヤンクス」や、米放送局「FOXスポーツ」が公式X(旧ツイッター)でこの事象を伝えると、ファンからも不満が相次いだ。「打者が振ってもないのに、捕手はいったい何を“妨害”したんだ?」「なんでだよ!? 彼はバットを振ってないじゃないか!!」「妨害されるスイング自体がないのに……本当に馬鹿げてるよ」。さらに「あのルール自体が信じられないくらい馬鹿げてる」「これまで見た中でも屈指の愚かな判定だ」とルール自体に疑問を投げかける声も多かった。