ド軍に痛手か…最強左腕は「トレード対象外」 気になる最新動向、“評価”分かれるワケ

  • MLB
  • 2026.06.09
タイガースのタリク・スクーバル【写真:ロイター】
タイガースのタリク・スクーバル【写真:ロイター】

米紙「USAトゥデイ」がスクーバルの去就について報道

 ドジャースなども獲得に関心を示しているとされるタイガースのタリク・スクーバル投手の去就について、タイガースが6月上旬の段階で「トレード対象外」としていると報じられた。米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者が指摘している。

 タイガースは今季開幕から低迷。8日(日本時間9日)時点で27勝39敗、勝率.409でア・リーグ中地区で最下位争いにとどまっている。エースのスクーバルは左肘の手術のため、5月1日(同2日)付でIL入りして離脱。それでも、最新の手術を受けたことで早くもマイナーで実戦復帰。近いうちにメジャー再昇格が期待される。

 チームは苦しい状況だが、タイガースはまだ諦めていないようだ。ナイチンゲール記者によると、レイズとマリナーズの強豪に4連勝したことで「奇跡的な巻き返しへの望みを託し、スクーバルを残留させる判断を下す可能性すらある」という。一方で状況は日ごとに変わるもの。最強左腕がトレード市場に出る可能性は捨てきれない。

 スクーバルの立ち位置としては、2008年にインディアンス(現ガーディアンズ)からブルワーズに移籍したCC・サバシア投手が似ている。当時のサバシアもオフにFAとなる“レンタル”でのトレードだったが、新天地で獅子奮迅の活躍を見せた。そしてスクーバルはこのオフ、投手史上最高額の4億ドル(約641億円)規模の大型契約を手にする可能性がある。

 サバシア獲得時のブルワーズGMだったダグ・メルビン氏は「私がタイガースなら、今すぐ市場に出すことを検討する」と語った。一方、当時相手側のGMだったマーク・シャピロ氏は「今は選手の価値評価がはるかに明確になっている」とし「価値がどの程度になるのかを把握する前に動くことに対して、より慎重に、ためらうようになっている」と言及。獲得にあたっての代価=有望株が相当高くつくことから、獲得を目指す球団にとっても判断は容易ではないと見ている。

(Full-Count編集部)

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