最大5点リードも…大谷翔平の7勝目消滅、ド軍監督は四球乱発に苦言「自滅だ」

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:黒澤崇】
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:黒澤崇】

ロバーツ監督「四球の数が多くなっている」

【MLB】パイレーツ 9ー8 ドジャース(日本時間11日・ピッツバーグ)

 ドジャースは10日(日本時間11日)、敵地で行われたパイレーツ戦で最大5点のリードを守れずに大逆転負けを喫した。大谷翔平投手は7回途中4失点(自責3)と力投。7勝目の権利を持って降板したが、8回に救援陣が大量5失点した。デーブ・ロバーツ監督が試合後の会見に応じ、終盤に試合をひっくり返されたブルペン陣の四球乱発に厳しい表情で苦言を呈した。

 指揮官が勝敗の分かれ目として真っ先に挙げたのが、投手陣の「フォアボール」だ。2点リードの8回は右腕ハートが先頭から連続四球を与え、コーリハンに逆転3ランを浴びた。「フリーパス(四球)を与えてしまうと、相手チームに勢いを与えてしまう」と指摘。本来ならイニングを組み立てるために何本ものヒットが必要なはずが、自ら走者をためることで「ヒット1本で失点してしまう状況」を作り出していると分析した。「現時点では少し自滅してしまっている部分がある」と断言。ストライクゾーンで勝負する原点回帰の必要性を強く求めた。

 7回の守備では、球審の際どい判定が連続し、結果的に逆転の口火を切られる形となった。ABSチャレンジを行わなかった判断について問われると、監督は捕手ラッシングの判断を尊重しつつ、当時の状況を振り返った。

「ダグアウトから見ている分には、選手の判断に任せるしかありません。うちの捕手は非常に優秀ですが、あの打席で何球かはストライクで、カウントが変わっていた可能性がある。ただ、あの時点でチャレンジが残り1回だったことも、少し躊躇する原因になったのかもしれません。これも野球の一部です」

「今シーズン最も痛い敗戦か?」という問いに対しては、「もちろん、この負けはこたえた。良い野球ができていたと感じていたし、このような形で試合を落とすわけにはいかなかった」と本音を吐露。直近の試合の中でも、特にダメージの大きい敗戦であったことを認めている。

 チームは正捕手のウィル・スミスが負傷者リスト(IL)入りし、チャッキー・ロビンソン捕手を緊急昇格させる。ロバーツ監督は大谷の11日(同12日)の打者出場を明言。頼れる主砲のバットに期待を寄せつつ、まずは投手陣が「ストライクゾーンで攻める」という本来の姿を取り戻せるかが、チームの連敗脱出への大きな鍵となりそうだ。

(Full-Count編集部)

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