山本由伸に「罪悪感を覚える」 快投を相棒絶賛も…2年連続の“悪夢”に「最悪だ」

ホワイトソックス戦で8回1/3を投げて1失点と好投し7勝目
【MLB】ドジャース 7ー1 Wソックス(日本時間14日・シカゴ)
ドジャースの山本由伸投手が13日(日本時間14日)、敵地でのホワイトソックス戦に先発登板し、8回1/3を投げて被安打1、1失点の快投で今季7勝目を挙げた。9回に被弾して大記録は逃したものの、圧倒的な投球を見せた右腕に対し、女房役を務めたダルトン・ラッシング捕手も称賛の言葉を送っている。
初回から相手打線を寄せ付けず、完璧な投球を披露した。前回登板から続く連続アウトを順調に伸ばし、8回2死まで1人の走者も許さない完全投球を継続。その後、ベッツの失策により完全試合の可能性は消滅したが、ノーヒットノーランの期待を背負って9回のマウンドへ向かった。しかし、先頭打者に右翼ポール際へのソロ本塁打を浴びて惜しくも快挙は消滅した。
大記録こそ逃したが、見せた投球は歴史的な価値を持っていた。前回登板で22者連続アウトを記録して降板していた山本は、この日の投球も合わせて45人連続アウトをマーク。これは2014年にヤスメイロ・ペティットが記録した46人連続のメジャー記録にあと1人に迫る、歴代2位タイの偉業となっている。
敵地のファンが立ち上がって拍手を送るほどの圧倒的なパフォーマンスを見せた。好リードで右腕を引っ張った同僚のラッシングは、山本について「すべてが機能していた」と絶賛の言葉を口にした。「だから、少しだけ(いつも比べて)やりやすく感じた。球がよく走っていたね。(途中まで完全試合、ノーヒットノーランを狙えたのは)とてもクールなことだよ」と、18.44メートル先で“見た”快投に目を細めた。
一方で山本がノーヒットノーランを逃すのは今回が初ではない。昨年9月6日(同7日)の敵地オリオールズ戦では、9回2死からホリデイに被弾して目前で幻に終わった。ラッシングはバッテリーを組んでなかったが、当時を思い出し「オリオールズ相手にね。最悪だよ。2年連続でああいう形で逃すのは最悪だよ。フラストレーションを感じているよ。たまに少しだけ罪悪感を覚えるときがある」と、捕手としての“無力さ”を話した。
(Full-Count編集部)