大谷翔平14号も…LA放送に浮かんだ疑問「投げるべき?」 開始2球、見えなかった意図

復帰直後の第1打席で右翼席へ14号先頭打者アーチを放った
【MLB】ドジャース 7ー1 ホワイトソックス(日本時間14日・シカゴ)
ドジャースの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、敵地で行われたホワイトソックス戦に「1番・指名打者」で先発出場し、復帰直後の第1打席で14号先頭打者アーチを放った。豪快な一発に対し、試合を中継した地元放送局の解説陣は相手バッテリーの甘い配球に苦言を呈している。
衝撃の一発は初回の第1打席に生まれた。相手先発のバークがカウント1-0から投じた内角高めのフォーシームを完璧に捉えた。打球速度109.6マイル(約176.4キロ)、飛距離409フィート(約124.7メートル)、角度26度を記録した打球は右翼席へ着弾。今季5本目となる先頭打者本塁打で敵地を騒然とさせた。
大谷は11日(同12日)のパイレーツ戦で左膝の炎症により途中交代し、前日のカード初戦を欠場していた。状態が心配される中での復帰戦だったが、第1打席のファーストストライクを捉える離れ業を披露した。
地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の放送席は、大谷の打撃を称賛しつつ相手の投球を疑問視した。実況のスティーブン・ネルソン氏が「先頭打者がサウスサイド(ホワイトソックス本拠地の愛称)で弾丸ライナーを放った!」と伝えると、解説を務めるエリック・キャロス氏は「(復帰後、大谷が)変わってしまうと、私たちは予想していましたか?」と胸をなでおろした。
さらにキャロス氏は「彼に対してあそこに投げるべきなんですかね? 真ん中付近の速球でしたよ」と指摘。ネルソン氏が「推奨できることではないと?」と問うと、「MLBの打者に対して推奨できることではありません。それ以上でもそれ以下でもありません。しかも、狙った場所に投げたんですよ。あそこに投げようとしていたと思います。ワオ」と、内角高めの球を要求したエドガー・クエロ捕手に対して厳しく語った。
投じられた球は94.2マイル(約151.6キロ)だった。リプレー映像を見たキャロス氏の矛先は被弾したショーン・バーク投手にも。「なんてこった! 99マイル(約159.3キロ)の高めとかだったらわかるんですが」と再び絶句。「今の時代、これくらいの球速を高めに投げても押し切ることはできません」と苦言を呈した。復帰即アーチの裏には、大谷の凄みと相手バッテリーへの厳しい視線があった。
(Full-Count編集部)