敵ファンをも変えた由伸が「本当にすごい」 溢れ出た敬意に「野球の美しさが見えた」

Wソックス戦で降板を告げるドジャースのデーブ・ロバーツ監督(左)と山本由伸【写真:黒澤崇】
Wソックス戦で降板を告げるドジャースのデーブ・ロバーツ監督(左)と山本由伸【写真:黒澤崇】

8回1/3を1失点に抑えて今季7勝目を挙げた

【MLB】ドジャース 7ー1 Wソックス(日本時間14日・シカゴ)

 ドジャースの山本由伸投手が見せた快投と、降板時に起きた異例の光景に熱視線が注がれている。13日(日本時間14日)、敵地でのホワイトソックス戦で8回途中まで完全投球を披露した。降板する際に生まれた光景に、日米ファンは「野球の美しさが見えた瞬間」などと感動している。

 初回から相手打線を全く寄せ付けず、完璧な投球を見せつけた。8回2死まで1人の走者も許さない快投を続けていたが、ベッツの失策で完全試合が消滅。そして9回先頭のピーターズにソロを浴び、ノーヒットノーランも幻となった。続く打者を中飛に打ち取ったところで無念の降板となったが、圧倒的なパフォーマンスに敵地のファンも総立ちとなって大きな拍手を送った。

 大記録こそ逃したものの、見せた投球は歴史的な価値を持っていた。前回登板で22者連続アウトを記録して降板していた山本は、この日もアウトを重ねて計45人連続アウトをマーク。メジャー記録にあと1人に迫る歴代2位タイの偉業だった。シカゴの地元放送局で実況を務めるジョン・シュリフェン氏も、降板時の光景に「とても上品ですね」と感銘を受け、「なんという仕事ぶりなんでしょう」と絶賛した。

 敵地を魅了した圧倒的な投球と敬意あふれる行動に、SNS上の日米ファンも胸を打たれた様子だ。「相手ファンからのスタンディングオベーション? それこそ偉大さを目撃した証拠」「野球の美しさが見えた瞬間。ユニフォームを超えたリスペクトが最高」「本物は本物を知る、とはまさにこのこと」「敵地でもスタオベってどれだけの投球内容だったか想像できるさすが山本」「本当にすごいこと」といった声が寄せられた。

(Full-Count編集部)

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