荒ぶるラッシングの元に…ベンチに広がった“異例の光景” 番記者称賛「ド軍の文化」

苦しむラッシングをフリーマン、ロバーツ監督らが即フォロー
【MLB】ドジャース 4ー3 ツインズ(日本時間25日・ミネソタ)
ドジャースのベンチで見られた光景が注目を集めている。24日(日本時間25日)の試合で、ダルトン・ラッシング捕手は2回1死二、三塁の場面で大谷翔平投手との意思疎通がうまくいかず、苛立ちを見せる場面があった。しかしイニング終了後、フレディ・フリーマン内野手やデーブ・ロバーツ監督らがすぐさまラッシングの元へ駆け寄り、若手捕手を支えた。
ベンチに戻ったラッシングを囲むようにフリーマン、ロバーツ監督、マーク・プライアー投手コーチ、ブレント・ウォーカーメンタルスキルコーチが集結。ロバーツ監督はラッシングの肩に手を回しながら話を続け、長時間にわたってコミュニケーションを取っていた。
米メディア「ジョムボーイ・メディア」の野球専門ポッドキャスト「トーキン・ベースボール」も、「ラッシングはベンチでフレディ・フリーマン、デーブ・ロバーツ、ブレント・ウォーカーメンタルスキルコーチと長時間の話し合いを行った」と紹介。試合中にもかかわらず、多くの首脳陣やベテラン選手が若手をサポートする姿が話題となった。
地元メディア「ドジャース・ネーション」のネルソン・エスピナル記者は、「ドジャースの文化が全面に出た。ラッシングは明確に苦境に立たされていたので、彼を元気づける為にフレディ・フリーマンが立ち上がった」と投稿。「デーブ・ロバーツ、ムーキー・ベッツ、フリーマンなど経験を持つ人が多く在籍しているので、若手選手を手助けすることができる」と、その環境を称賛した。
ロバーツ監督も試合後、「打席でも(守備でも)感情に左右されず最大限(の能力)を発揮させる為、(試合に)集中させた。彼は色々と試行錯誤を繰り返しているけど、投手をサポートするという本来の仕事を忘れて欲しくなかった」と説明。「彼は理解してくれたけど、感情的な男だ。時には一歩下がって(冷静になる必要がある)。彼とはいい信頼関係を築けているから、ちょっとした話し合いをしただけだよ」と語った。
大谷との意思疎通に苦しみながらも、すぐにベテランや首脳陣が支えに入る姿は、ドジャースが誇る組織文化を象徴する場面となった。