大谷翔平、実は“キャリアハイ”ペース 異次元の「10.8」へ…伝説の1年超えも視野

25日に折り返しとなる81試合を終了
ドジャースの大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、敵地でのツインズ戦に「1番・投手」で投打同時出場して勝利に貢献した。これでレギュラーシーズン半分の81試合が終了。一時は不調説も囁かれたが、選手の総合的な勝利貢献度を表すWARにおいては、実はキャリアハイを上回る異次元のペースで数字を積み上げている。
今季は3年ぶりに投打二刀流で開幕したが、ピッチャーとしては新境地に達した感もある。10先発目まで防御率0点台(0.74)をキープし、24日(同25日)時点でも1.58と堂々たる数字。わずかに規定投球回に乗っていないが、実質メジャー2位に相当する。また、シーズンでは16勝ペースで自己最多を更新する可能性もある。
一方、打者としては5月に自己ワーストの25打席連続ノーヒットと苦しんだが、気づけば打率.295、17本塁打、46打点を記録。この時点での出塁率.414はリーグ1位、OPS.963は僅差の2位と打者としても圧倒的な数字だ。シーズン換算で34本塁打、92打点は“大谷基準”でいえば物足りないかもしれないが、その中身は凄まじいものだ。
これら投打の活躍を、MVP投票で重視される「WAR」(ベースボール・リファレンス版)で見ると、81試合終了時点で「5.4」に達している。これは年間10.8の驚異的なペースだ。投打で規定をクリアした2022年の「9.7」(投手6.3 +打者3.4)、前人未到の“54本塁打&59盗塁”をマークした2024年の「9.0」を上回る水準である。
今年7月に32歳を迎える大谷翔平。一般的に野球選手のピークは20代後半から30歳あたりとデータでも出ているが、その“常識”を覆すのもまた、大谷らしいとも言える。
(Full-Count編集部)