佐々木麟太郎が鷹と熱烈3時間超の面談 王会長、柳田…城島CBOが託す“鷹の系譜”

取材に応じるソフトバンク・城島健司CBO【写真:栗木一考】
取材に応じるソフトバンク・城島健司CBO【写真:栗木一考】

6月29日に一時帰国「楽しみも不安もある」

 昨秋のドラフトでソフトバンクから1位指名を受けたスタンフォード大の佐々木麟太郎内野手が1日、みずほPayPayドームを訪れ、施設などを見学した。ソフトバンクの城島健司CBOが同日、取材に対応。佐々木に対する大きな期待を口にした。

 佐々木は6月29日に一時帰国し、報道陣の取材に対して「楽しみもありますが、もちろん不安もあります」と心境を明かしていた。米大学野球2年目のシーズンを終えて帰国した佐々木は、7月11、12日(日本時間12、13日)に行われるMLBドラフトの動向も見ながら今後の進路を決めることになりそうだ。

 城島CBOは佐々木との会話を明かし、チームの歴史や今後のビジョンなどを説明したという。NPB球団屈指の施設を誇るソフトバンク。佐々木は「数字に興味を持っていましたね」と話し、「自分がこういうデータ、課題を出してくれと言ったらできるんですかという質問があった」という。それに対し、「プロなので、入って練習をしたければいくらでもできる環境っていうのはうちは揃ってる」と力説した。

 一方でソフトバンクは、ポスティングでのメジャー移籍がないNPB球団でもある。城島CBOは「うちはポスティングをやらないとは言っていないので。うちが強くなるメリットがあるならやる」と説明。その上で「今やっていないのは、そのメリットがないから。それ以外のプラスが出てくるなら考えます」とした。そして佐々木サイドからポスティングについての話は出ていないとしている。

 昨年11月には城島CBOがカリフォルニア州のスタンフォード大野球部施設を訪問して指名挨拶を行うなど、接点を設けてきた。この日は食事を含めてプレゼンを行い、約3時間ほど対話をもったという。「タウンページの30分の1くらい」の資料を提出し、ソフトバンクの魅力をアピールした。「野球選手である以上に人間的には素晴らしいですし、そこは評価させていただいています」とし、佐々木について高い期待を寄せている。

 ソフトバンクはこの日、本拠地で西武戦に臨む(午後6時プレーボール)。佐々木はスーパーボックスで観戦の予定だという。「平日のナイターでお客さんがこれだけ入って、選手が活躍してる姿をを見せるのが多分一番いいんじゃないでしょうかね」と、福岡の“野球熱”もアピールポイントになると話した。

 今でこそソフトバンクは常勝軍団として球界に君臨しているが、過去には低迷した歴史もあった。「30年前に生卵事件があったり、何十年もBクラスであったり、優勝できなくてお客さんが入っていない時代っていうのがあって。30年後、今こうやってファンの人に愛される、お客さんもたくさん入る、そして強くなってきたホークスを、王さんから僕らが引き継ぎ、僕らから今度は柳田たちに引き継いで、今その次の、時代の核は麟太郎たちの時代だよ」と熱意をもって伝えたという。

(Full-Count編集部)

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