鷹・中村晃が今季限りで現役引退…7月に異例の決断 通算1520安打も19年目は打率.129、球団発表

ソフトバンク・中村晃【写真:栗木一考】
ソフトバンク・中村晃【写真:栗木一考】

2014年に最多安打…柳田や今宮らとリーグ優勝&日本一に貢献

 ソフトバンクは3日、中村晃内野手が今季限りで現役を引退することを発表した。プロ19年間で通算1520安打を記録し、チームの日本一に何度も貢献してきた36歳がバットを置く決断を下した。3日11時から引退会見が行われる。

 帝京高校で通算60本塁打を放った中村晃は、2007年ドラフト3位で指名され、ソフトバンクに入団した。6年目の2013年に初めて規定打席に到達すると、翌2014年は176安打をマークして最多安打のタイトルを獲得。柳田悠岐外野手や今宮健太内野手らとともに、常勝時代を築き上げたチームリーダーの1人だった。2019年には「自律神経失調症」と診断され、療養のために開幕1軍入りを逃したが、翌年からは再び主戦級の活躍を見せていた。

 昨季は惜しくも規定打席に届かなかったが、4番打者として40試合に出場。11月に「右第3/4腰椎椎間板ヘルニアにともなう経椎間孔的全内視鏡下椎間板切除術(TF-FED法)」を受け、日本シリーズ出場は叶わなかった。一方でレギュラーシーズンで89安打を放つなど、確かな存在感でパ・リーグ連覇に貢献した。

 プロ19年目の今季は開幕1軍入り。代打としての役割を期待されたが、23試合に出場して打率.129。わずか4安打にとどまっていた。6月9日に登録を抹消されると、翌10日から2軍に合流。周囲には「練習からやり直してきます」と思いを打ち明けていた。同28日に行われたファーム・リーグのオイシックス戦(タマスタ筑後)では逆転サヨナラ満塁本塁打を放ち、健在ぶりを見せつけていた。

 シーズン終盤ではなく、7月という早期かつ異例の決断だった。ホークス一筋で過ごした19年。「愛する男」が、惜しまれながらユニホームを脱ぐ。

(Full-Count編集部)

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