“名門”廃部に「寂しい思いがある」 新人王ら輩出も…長き指導者人生、明かした最後の夢|球界群像 西田真二#27
セガサミー野球部監督時代の西田真二氏【写真提供:産経新聞社】元広島外野手の西田真二氏は四国ILの香川やセガサミーで監督を歴任
豪快に笑いながら、でっかい夢を口にした。元広島外野手の西田真二氏(野球評論家)は2007年から2019年まで四国アイランドリーグ・香川オリーブガイナーズ監督を務めて5度のリーグ優勝、3度の独立リーグ(現・地域リーグ)日本一に導いた。2020年からは社会人野球・セガサミー監督に就任し、そこでも都市対抗2年連続ベスト4など結果を残した。2025年に退任したが「体が動く限り、また何かチャンスがあれば……」と意欲的で、今後に向けても、明るい“西田節”が炸裂した。
西田氏は2019年シーズン限りで13年間務めた香川監督を退任して、2020年1月1日付でセガサミー監督に“転身”した。「以前から社会人野球には興味があって、ちょうどセガサミーが監督交代の時期ということで面談してもらって、5人くらい候補がいたなかで選んでいただいた。その時59歳、60歳の還暦の年に行った。タイミング的にもちょうどよかったというか……」。だが、いきなりコロナ禍が立ち塞がった。
「緊急事態宣言で、もう缶詰めで、チーム全体での練習はその間、できなかった。リモートで話し合いながら、各自などで練習はやりましたけどね」。2020年は東京五輪開催予定に伴い、通常秋の社会人野球日本選手権大会と通常夏の都市対抗野球大会の開催時期を入れ替えて行うことになっていたが、コロナのため五輪は1年延期となり、日本選手権は中止。西田氏の社会人監督時代は、そんな環境下でスタートした。
元広島・西田真二氏【写真:山口真司】思い描くWBC監督「夢だからいいじゃん」
(山口真司 / Shinji Yamaguchi)
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