開始直後に消えた権利…“感情爆発”の主砲に怒り 地元放送も擁護できず、米怒り「あり得ない」

  • MLB
  • 2026.07.05
マリナーズのランディ・アロサレーナ【写真:ロイター】
マリナーズのランディ・アロサレーナ【写真:ロイター】

2球目と7球目のストライク判定に異議を唱えた

 マリナーズのランディ・アロサレーナ外野手が3日(日本時間4日)、本拠地でのブルージェイズ戦で見せた行動に批判が殺到している。初回の第1打席で、ストライクの判定に対して2度のチャレンジを要求していずれも失敗。試合開始直後にチームの権利をすべて使い果たし、ファンからは「身勝手」などと厳しい声が上がった。

 信じられないような光景は初回の攻撃で起きた。1死で打席に入ったアロサレーナは、2球目に内角へ投じられた94.8マイル(約152.6キロ)のシンカーに対し、チャレンジを要求して失敗に終わった。さらに7球目の内角への97.2マイル(約156.4キロ)の直球でも再びチャレンジを行い、これも失敗。1人の打者が1打席で2度も失敗したことで、チームは初回にして早くも権利を失ってしまった。

 地元放送局「マリナーズTV」の放送席も、まさかの事態に困惑を隠せなかった。実況を務めるアーロン・ゴールドスミス氏は「なんてこった……。これはよくないです。マリナーズにとって悪い意味で試合を左右する場面かもしれません」と嘆いた。さらに「ランディはチャレンジ権すべてを使い果たしました! まだ初回で打者2人ですよ!」と怒り気味に実況した。

 解説のライアン・ローランド=スミス氏も「もう6月、7月ですから大事さを理解しているはずです。少なくても試合の局面を左右する終盤で使えるように1回分は残しておきたいです」と苦言を呈した。「多くの場合、感情的になって使用してしまいます」と指摘すると、実況も「仰る通りです。特に2回目は感情的になってチャレンジしただけのように見えます」と同調し、無計画な要求を非難した。

「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏も「試合開始からまだ打者2人だ」とあきれ気味に速報した。無謀な要求でチームを窮地に追い込んだお調子者に対し、ファンからは怒りのコメントが寄せられた。「身勝手」「到底受け入れられない」「懲罰交代するべき」「なんという酷い打席」「最も身勝手な行動」「ヤバすぎ」といった声が相次いでいる。

 アロサレーナの相次ぐ失敗が全て影響したわけではないが、マリナーズは0-2で試合を落としている。

【実際の映像】「身勝手」と批判殺到 アロサレーナの横暴行動、“感情任せ”で要求か

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