敵軍と小競り合い→激的サヨナラ打 ラッシングの“精神的成長”「明日は新しいチャンス」

ロッキーズ戦でサヨナラ打を放ったドジャースのダルトン・ラッシング【写真:荒川祐史】
ロッキーズ戦でサヨナラ打を放ったドジャースのダルトン・ラッシング【写真:荒川祐史】

延長11回サヨナラ打「前に転がせば何かが起きる」

【MLB】ドジャース 8ー7 ロッキーズ(日本時間7日・ロサンゼルス)

 ドジャースのダルトン・ラッシング捕手は6日(日本時間7日)、本拠地のロッキーズ戦で延長11回に劇的なサヨナラ打を放った。5打数3安打1打点の大暴れで打率.269とし、チームをメジャー最速のシーズン60勝到達に導いた。ドジャースは開幕から91試合連続で延長戦がなく、今季92試合目で初の延長戦突入。連続延長戦なしのナ・リーグ新記録(大リーグ史上2位)となった一戦を勝利で飾った。

 激しいシーソーゲームに終止符を打ったのは、期待の若手捕手のバットだった。7-7で迎えた延長11回1死二、三塁。激しい前進守備を敷くロッキーズに対し、ラッシングは「内野が前に来ているのは好都合。とにかくボールを前に転がせば何かが起きる」と冷静だった。カウントを悪くした相手投手が投じたシンカーを鋭く捉えると、打球は前進守備の網を破るサヨナラ適時打となった。サヨナラ打は6月19日(同20日)のオリオールズ戦以来、自身2度目だ。

 この日は攻守にわたって躍動した。守備では際どいタイミングのチャレンジを敢行したほか、相手のバント攻勢に対しても「ただ必死に反応した」とポップフライを捕球し、ピンチを救った。2試合連続無安打だった打撃不振を乗り越えての3安打に「試合に出るほど悪いことは考えなくなる。明日には新しいチャンスがあると切り替えられるようになった」と、精神的な成長ものぞかせた。

 延長10回の守備では本塁へ突入してきた相手選手と交錯。小競り合いに発展する場面もあったが、試合後には直接会話を交わしたという。「相手を傷つける意図は全くなかった。ボールを(キャッチしたら熱くなって)反応してしまっただけだと彼(キャリッグ)に説明した」と、わだかまりがないことを強調していた。

(Full-Count編集部)

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