息子2人の敵軍ドラ1指名に感涙も「私はド軍の人間だ」 明かした“親子の約束”

イーベル三塁コーチの息子2人が2年連続でブルワーズから1巡目指名された
ドジャースのディノ・イーベル三塁コーチが11日(日本時間12日)、「2026 MLBドラフト presented by Nippon Express」での歓喜と複雑な胸中が入り混じる特別な一日を明かした。昨年ドラフト1巡目の長男ブレイディに続いて、次男トレイもブルワーズからドラフト1巡目指名を受けるというMLB史上初の快挙を成し遂げたのだ。
イーベル氏の自宅で行われたドラフト指名イベントには、家族や多くの友人が集結。弟のトレイが全体25位でブルワーズに指名された瞬間は、家族全員で大いに沸き立ったという。
「息子たちの努力をずっと見てきたから、指名の瞬間は本当に感情が高ぶった。トレイ自身も泣いていたよ」と父親の顔をのぞかせたイーベルコーチ。昨年ブルワーズから指名されていた兄のブレイディと同じチームになることについて、「家族にとっても、彼ら2人にとっても最高の形になった」とブルワーズへの深い感謝を口にした。
しかし、メディアから「これからはブルワーズファンになるのか?」と突っ込まれると、イーベル氏は爆笑しながらも即座にこう宣言した。
「いやいや、まさか! 私はドジャースの人間だ」
さらに、指名直後の息子たちに対して「お前たちがワールドシリーズに行くためには、ドジャースを倒さなきゃいけないんだぞ」と早くも“宣戦布告”したエピソードを明かし、息子たちも大笑いしていたという。
「もしプレーオフでドジャースとブルワーズが対戦したら、彼らはブルワーズを応援するだろうね。それでいいんだ」と語るイーベルコーチ。私生活では愛する息子たちのプロ入りを祝福しつつも、グラウンドに立てば一切の妥協なし。ドジャースの勝利に尽くすイーベルコーチは、いつか大舞台で愛息たちを破り、世界一に輝く日を今から心待ちにしている。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)