トラウト「一生の宝物だ」 地元開催の球宴に感慨…フィリーズファンの大歓声に「大きな意味がある」

「地元に戻り、温かく迎え入れてもらったことは本当に特別な経験」
エンゼルスのマイク・トラウト外野手が14日(日本時間15日)、フィラデルフィアで行われたオールスター戦にア・リーグの「1番・中堅」で先発出場したが、3打数無安打に終わった。途中交代後に報道陣の取材に応じ、「地元に戻り、温かく迎え入れてもらったことは本当に特別な経験。間違いなく(自身の球歴で)上位に入る」と、故郷に近いフィラデルフィアでの祭典を感慨深げに振り返った。
34歳のトラウトはニュージャージー州ミルビル出身。かつて高校時代にこの球場で行われた大会「カーペンター・カップ」に出場した経験もあり、「ここに来る度にいろんなことを思い出す。まさに原点だ」と目を細めた。フィリーズファンからの大歓声での歓迎には「彼らが相手選手に普段どういう反応をするか知っているだけに、今回の歓迎は本当に大きな意味がある」と感謝を口にした。
球界を代表するスーパースターも、今や球宴で同僚となる若手選手たちから憧れの存在だ。「何かを成し遂げてこられたんだなと感じる。自分も子どもの頃はチェイス・アトリー(元フィリーズなど)らの姿を追いかけ、全力でプレーすることを心がけてきた」と語り、「いつが最後の試合になるかは誰にもわからない。ユニホームを着てプレーできることを、決して当たり前だとは思わないようにしている」と、野球への真摯な思いを新たにした。
今回は長男をはじめとする家族も現地に同行し、グラウンドでの特別な時間を共有した。「家族にとって一生の宝物になる思い出ができた。たくさん写真も撮ったよ」と父親としての柔らかな表情も見せた。「ニューヨークなど過去の球宴も特別だったが、今回は僕の地元にものすごく近い場所での開催。本当に心に響くものがあった」と、故郷での夢の祭典に大満足の様子だった。