世界最大級の祭典を「東京で」 W杯&ド軍戦と連動→20万人動員…150億円級イベント実現へ

「FANATICS FEST NYC 2026」が開催中、4日間で20万人超を動員
世界最大級のスポーツカルチャーの祭典「FANATICS FEST NYC 2026」が16日(日本時間17日)から米ニューヨークのジャビッツセンターで4日間の日程で開催されている。初開催から3回目となる今年は、同時期に開催されているサッカーのワールドカップ2026決勝やMLBのヤンキース-ドジャース3連戦と連動。初年度は3日間で約7万人だった動員数は4日間で20万人超と過去最大規模での開催となった。
イベントを主催するFanatics Inc.の日本法人、ファナティクス・ジャパン合同会社の川名正憲マネジング・ディレクターは取材に応じ、今回のニューヨークでの熱狂を日本へ“逆輸入”させる構想に言及。「各リーグや競技、スポンサーが一体となり、この試みに興味を持ってくれる日本のパートナーが現れれば、是非、東京でも実現したい」と述べ、将来的な日本での開催に向け、強い意欲を示した。
会場にはヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手ら現役・レジェンド問わず超一流アスリートが集結。さらにジェイ・Z氏やトラヴィス・スコット氏といった世界的アーティストやセレブリティなど、計500人を超えるスターがゲストとして名を連ねた。ファンとのサイン会やトークショーが連日行われているほか、ステージ上ではNFLのレジェンド、トム・ブレイディ氏がサッカーのリオネル・メッシ選手に質問を投げかけるといった、競技の枠を超えた豪華なクロスオーバーも実現している。
日本国内でも各球団によるファンフェスティバルは行われているが、複数の競技が横断的に一堂に会する大規模なスポーツカルチャーの祭典はまだ例がない。川名氏は「大体8000万ドルか9000万ドル(約130億〜150億円)くらいかけてこのイベントを運営している。これだけのお金をかけた規模のものは我々単体では当然不可能」とした上で、日本市場への熱視線を隠さない。
川名氏は、球技や格闘技といったジャンルを超えてファンが繋がる「東京開催」への夢を重ね、「格闘技ファンが『このバスケの選手なんだろう?』となるような、より興味が広がるきっかけを日本やアジアでも作りたい」と強調。世界的なスーパースターの活躍を日本へ還元し、新しいスポーツ文化の創造を東京から発信していく未来図を熱く語った。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)