山本由伸がMLB初完投「これこそ真骨頂だ」 ド軍監督が大絶賛「大舞台が本当に好き」

Wヘッダー第1試合で10勝目「試合に勝つチャンスをくれるだけでなく、多くの投手の肩を休ませてくれる」
【MLB】ドジャース 8ー2 ヤンキース(日本時間20日・ニューヨーク)
ドジャースの山本由伸投手は19日(日本時間20日)、敵地で行われたヤンキースとのダブルヘッダー第1戦に先発し、メジャー3年目で初となる完投勝利を飾った。安定した投球で2失点に抑え、2年連続の2桁勝利となる10勝目(6敗)に到達。ダブルヘッダーで救援陣を完全に温存させた右腕の快投に対し、デーブ・ロバーツ監督は「これこそが彼の真骨頂だ」と最大級の賛辞を送った。
山本は初回をわずか8球で3者凡退に仕留めるなど、抜群の安定感で6回まで1安打に抑える圧巻の投球を披露。7回に得点圏に走者を背負い、8回に失点したものの、最後まで球威が衰えることなく1人で投げきった。前回登板の6失点から見事に立ち直った。
この大仕事に、ロバーツ監督は試合後に称賛の言葉を連ねた。ダブルヘッダーでの完投劇に「第1戦でブルペンを使わずに済んだのは非常に大きい。チーム全員への波及効果は計り知れない」と最敬礼。さらに投球内容についても「今日の彼はコマンド(制球力)が本当に良かった。ファストボール、カッター、低めの制球も素晴らしく、スプリットのキレはずば抜けていた。終始カウントを支配していた」と絶賛した。
前回登板の悔しさを晴らした精神面についても、指揮官は「確かに彼は勝ちたがっていた。前回の悔しさを払拭したかったのだろう。(ヤンキースタジアムで)彼はこうした大舞台が本当に好きなんだ」と強調。「ピンチを救い、チームを勝たせ、仲間を休ませる。トップクラスの投手というのは、まさにこういう役割を果たしてくれるものさ」と語り、背番号18への絶大な信頼を口にした。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)