阪神が単独首位に浮上、藤川監督は藤浪の力投を称える 「同じ野球界の人間としては嬉しい」

5カード連続の勝ち越しで単独首位に浮上、24日からの巨人戦に向け「燃えていきましょう」
■阪神 5ー4 DeNA(22日・甲子園)
阪神は22日、甲子園で行われたDeNA戦を5-4で勝利し、5カード連続の勝ち越しを決めた。同点の8回に1死三塁から森下が右犠飛を放ち、勝ち越しに成功した。単独首位に浮上した藤川球児監督は「選手たちも疲れてる中で、みんなで戦い抜いた」と、称えた。
シーソーゲームを制したのは阪神だった。先発・高橋が初回に2死二塁のピンチを背負うと、エンカーナシオンに右中間へ適時二塁打を浴び先制を許す。打線は3回。相手先発の藤浪を攻め2死満塁の好機を作ると、伏見の右前適時打で同点に追いついた。
6回に勝ち越し許すも、その裏に近本が同点に追いつく中前適時打、さらに2死満塁から大山の2点適時打で勝ち越しに成功した。先発の高橋は6回2失点の力投を見せ降板。このまま逃げ切りたい阪神は7回に工藤をマウンドに送るも2点を失い再び同点に追いつかれる。
試合を決めたのは森下。4-4で迎えた8回1死三塁で154キロの直球を捉えると、勝ち越しの右犠飛となり決着をつけた。直前の守備では前方の飛球を落球し、悔しさを露わにしていただけに挽回の一打となった。
2試合連続で接戦をものにした藤川監督は「総力戦だとは思いましたしね。9連戦でリリーフもたくさんの投手が出てる状態だし。選手たちも疲れてる中でみんなで戦い抜いたというか、ファンにあれだけ応援されると、みんな力を出してくれる」と賛辞を送った。
かつての仲間であった藤浪との対戦については「他球団の現在の選手になりますので、元気でやってる姿を関西の野球ファンの方に見てもらえるっていう事は、同じ野球界の人間としては嬉しいなというところ。あとはもうここにとどめていきたいと思います」とコメント。
24日からは2位・巨人と前半戦最後の3連戦を迎えるが「みんな疲れているところとは思う。ですけど、これだけのファンの方に熱いゲームをいま、見てもらえるようにまたなってきましたから。前半戦最後のジャイアンツ戦ですか。燃えていきましょう」と、力を込めた。
(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)