大谷翔平のCY賞は「ない」 米名物記者が断言…50位が示す二刀流に“足りないモノ”

左膝の違和感による登板回避がCY賞に与える影響
ドジャースの大谷翔平投手がサイ・ヤング(CY)賞を獲得する可能性について厳しい見解が示された。「ジ・アスレチック」の敏腕記者、ケン・ローゼンタール氏が言及。左膝の違和感による登板回避などが影響し、受賞の可能性は事実上消滅したと断言した。
米ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」は、公式X(旧ツイッター)で19日(日本時間20日)に動画を公開。番組にゲスト出演したローゼンタール記者は、大谷の登板回避が、CY賞の行方に与える影響の大きさについて持論を展開した。
「オオタニの回復が遅れることで興味深いのは、サイ・ヤング賞とMVP争いにどう影響するかです。オオタニが初となるサイ・ヤング賞の獲得を熱望していることを、私たちは何度も取り上げています。(サイ・ヤング賞は大谷にとって)明確な目標ですが、もうそれは起きません。単純にイニング数が足りていないからです」と指摘。それを裏付けるナ・リーグの投球回数ランキングを紹介した。
これを見ると、大谷の立ち位置が厳しいことが分かる。21日(同22日)終了時点で、1位のサンディ・アルカンターラ投手(マーリンズ)が136回2/3、山本由伸投手(ドジャース)が119回2/3で3位につけているのに対し、大谷は85回2/3で50位にとどまっている。トップと約50イニングも差ができており、残り試合を考えると巻き返しは非常に困難な数字といえる。
続けてローゼンタール記者は「サイ・ヤング賞を獲得した投手で歴代の最小投球回数は2021年のコービン・バーンズで167回です。私はその選出に不満でした。なぜなら、投げれば投げるほど、打たれる可能性があるからです」と、CY賞に関する記録を紹介。「とにかく(大谷の登板回避は)サイ・ヤング受賞(の可能性)に影響をもたらします」と締め括った。
大谷はここまで投手としては14試合に先発し85回2/3を投げ、8勝2敗、防御率1.79、95奪三振の好成績。しかし後半戦はポストシーズンも見据え、デーブ・ロバーツ監督は、当面の間、大谷の投手起用を見送る方針を示している。
(Full-Count編集部)