ド軍31歳が異例の直談判「ちょっと聞いて」 指揮官へ伝えたかった事実「今の流れを」

ラウアーは6回途中3失点で5勝目「うまく集中を切り替えることができた」
【MLB】ドジャース 9ー5 フィリーズ(日本時間23日・フィラデルフィア)
ドジャースのエリック・ラウアー投手は22日(日本時間23日)、敵地で行われたフィリーズ戦に先発し、6回途中4安打3失点と好投して今季5勝目を挙げた。ブルージェイズから移籍後は自身4連勝となり、登板した8試合でチームは無敗の8連勝と勢いに乗っている。
初回にボームの先制2ランを浴びる立ち上がりとなったものの、2回以降はしっかりと立て直した。5回1/3を投げて4安打3失点。味方打線の大量援護にも守られ、オールスター明けの後半戦初登板を勝利で飾った。移籍後は8登板で4勝0敗、防御率3.35と安定感抜群だ。
試合後、ラウアーは16日ぶりの登板となった立ち上がりを「僕にとっては少し重い立ち上がりになった」と振り返りつつも、「主な目標はストライクゾーンを攻め続けること。ホームランの後はうまく集中を切り替えることができた」と手応えを口にした。
自身が登板するとチームが勝つという好循環について、ラウアーはロバーツ監督と以前交わした会話を笑いながら明かした。
「オープナーの起用法について話し合っていた時に『ちょっと聞いてください、僕が先発した試合は4勝0敗ですよ』って伝えたんです(笑)。半分冗談ですけどね。チーム全体が好調で得点も取れているし、素晴らしい守備もある。今の良い流れを続けていこうという意図でした」。
これに対し、ロバーツ監督も「彼本人から聞きました。彼が『僕が投げた試合は全部勝っている』と言っていたので、彼が投げると勝てるというジンクスのようなものがあるのかもしれませんね。彼は勝者です」と笑顔で語り、左腕への全幅の信頼を口にした。
マウンド上でのメンタルコントロールについて、ラウアーは「僕の最大のテーマは常に『1球1球をしっかり遂行すること』と『自分にコントロールできることだけに集中すること』。ボールが手を離れた後は何もコントロールできないのだから、打たれても引きずらずに、過ぎたことはすぐに忘れる。“短い記憶力”を持って次の投げ込む1球に集中することが大切なんです」と力強く語り、次なる戦いを見据えた。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)