侍J新監督はなぜ井口氏? 強化委員長が掲げた“基準”…ロス五輪の金メダルへ、求めるリーダー像

侍ジャパン監督就任会見に臨んだ井口資仁氏【写真:荒川祐史】
侍ジャパン監督就任会見に臨んだ井口資仁氏【写真:荒川祐史】

侍ジャパン強化委員会委員長・中村勝彦氏が登壇

 NPBエンタープライズは25日、野球日本代表「侍ジャパン」トップチームの新監督に井口資仁氏が就任すると発表した。2028年ロス五輪の金メダル奪取を目標に掲げるなか、なぜ井口氏を招聘したのか。侍ジャパン強化委員会委員長・中村勝彦氏が説明した。

 井口氏の就任にあたり都内ホテルで会見が行われ、日本野球協議会会長の榊原定征氏、日本野球協議会副会長の山中正竹氏、中村氏がともに登壇した。会見の冒頭、中村氏が井口氏への打診の背景を明かしている。

 中村氏は目下の最大の目標は「ロス五輪での金メダル」と断言し、そこから逆算して監督の選定を行ってきた。「日本の野球の伝統を継承し、チームプレー、態度、言動を通じて国内外の皆様に夢や感動を届ける。併せて野球を通じたスポーツの魅力を世界に届ける」を主眼に置いてきたという。

 そのなかで、新監督に対しては「国際大会や海外での豊富な経験、チームを一つにまとめ上げる強いリーダーシップと求心力。国内外における信頼と知名度、ファンやメディアに対する発信力。アマチュア野球を含めた日本野球界の深い理解と敬意を考えていた」と中村氏。そこに加えて「日本野球の全体のトップを率いる立場から、侍ジャパンプロジェクトの理解と共感」を基準に設定した。

 井口氏は青学時代にアトランタ五輪に出場し、日本代表の銀メダル獲得に貢献。ダイエー入団後は強打の二塁手として活躍すると、2005年に移籍したホワイトソックスではワールドシリーズ制覇に貢献した。日米通算2254安打を記録し、引退後はロッテの監督として5年間チームを率いた。その後はメジャーの解説者としても活動し、最先端の野球にも造詣が深い。

(Full-Count編集部)

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