大谷翔平を放出せず「大爆死した」 エ軍が逃した“未来”…米識者糾弾「小銭節約のために」

エンゼルス時代の大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス時代の大谷翔平【写真:ロイター】

エンゼルスの場当たり的な判断が生んだ“負の連鎖”

 大谷翔平投手を巡って、エンゼルスが下した決断は、大谷がドジャースに移籍して3年が経ったいまでも物議を醸している。米メディア「ジョムボーイ・メディア」のジョリー・オリーブ氏が、当時の球団幹部を糾弾。トレード期限に売り手に回らなかったことで、エンゼルスの将来を担うはずだった複数の超有望株の獲得機会を逃したと指摘し、エンゼルス球団の判断力のなさが改めて浮き彫りになった。

 オリーブ氏は自身のYouTubeチャンネルで、「2023年シーズン、オフに契約が切れるショウヘイ・オオタニは満票MVPに向けて突き進んでいた。(チームとしても当時)エンゼルスは直近10年で最高の状態だった」と語り、エンゼルスに起きた“悲劇”を振り返った。

 大谷を放出し有望株を獲得する選択肢があるなか、エンゼルス球団は自軍の有望株を放出し、実績のあるルーカス・ジオリト投手やCJ・クロン内野手らを補強して上位進出を狙った。しかし加入選手はいずれも振るわず、主力選手の負傷離脱も続きチームは低迷。最終的には、ぜいたく税回避のために主力をウェーバー公示で放出する事態にまで発展した。

 もし、大谷をトレードに出していれば、チームは再建に向けて多大な見返りを得る可能性があった。米メディア「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者によると、レイズは当時球界3位の有望株で、今季すでに29本を記録しているジュニオール・カミネロ内野手らを提示していたという。また、前年の2022年には、パドレスが大谷獲得を画策し、当時超有望株だったジャクソン・メリル外野手を放出する動きもあったようだ。

 こういった他球団の動きがあるなか、場当たり的な判断を繰り返し、結果的に、ぜいたく税回避のため主力選手を放出。オリーブ氏は「オールインしたわずか30日後に、エンゼルスは小銭を節約するために(ウェーバー公示という)白旗をあげたのだ」と球団幹部を厳しく指摘。最後は「エンゼルスは全力でいって、大爆死したのだ」と嘆き、番組を締め括った。

(Full-Count編集部)

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