大谷翔平の悩める胸中「数%の違和感あるなら」 治らない膝、進まない投手復活…一問一答

悩ましい左膝の状態「やっぱり待つのが一番じゃないかなと思う」
【MLB】マリナーズ 7ー6 ドジャース(日本時間29日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平は28日(日本時間29日)、本拠地で行われたマリナーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、初回に後半戦初アーチとなる23号先頭打者本塁打を放つなど、4打数3安打3打点と活躍した。チームは逆転負け。大谷の試合後の一問一答は以下の通り。
――膝の状態が投球にどこまで影響しているのか。
「元々ピッチングで調子はまあちょっと悪くなっているので。そこは全体的に慎重にというか。走塁に関しても、自分が100%で走れるタイミングでセーフになると思っているところが、やっぱりスピードが出なくて一発でアウトになるっていうケースもあるので。そこら辺がちょっと難しいなとプレーしながら感じる点かなと思います」
――膝は投球フォームで解決することなのか、それとも膝が回復するのを待つべきなのか。
「まずはやっぱり待つのが一番じゃないかなと思うので。今日は負けましたけど、チーム的に良い位置(順位)にいるのは間違いないですし。そこを無理して投げるべきなのかどうかっていうところは、やっぱりチームと話して決めるところだと思うので。チームの判断としては『まだそこまでではない』ということなのかなと思います」
――先週ブルペンに入った後、土曜日のブルペン回避に繋がるような変化があったのか。次回のブルペンに入る準備はどれくらい整っているか。
「全く問題がなければどんどん進んでいく、100%なら進む感じですけど。まあ90数%でも、やっぱりその、残りの数%の違和感があるなら、まだ休むっていう。そういう全体的な方針であるかなと思います」
――今シーズン、膝が100%の状態に戻って投球に影響が出なくなるという手応えはあるか。
「良くなっているのは間違いないとは思うので。もちろん100%になるように努力しますし。ただ、野手で出続けてはいるので、そこでまた集中しないといけないっていうのも間違いないところではある。そこでまたしっかり仕事をしたいなと今の段階では思っています」
――ピッチングに関して、前半戦の終わりにあった二頭筋の違和感も影響しているか。
「二頭筋もそうですね、100(%)ではないですけど。まあそこも全体的にその、さっきと同じですけど、どの程度までプッシュするのか、そういう判断になってくるので。まあまだ7月ですし、8月・9月あたりになった時にどういう判断をするのかっていうのを、その都度決めたいなと思います」
――完全に休む、2~3日休むようなことは考えたことはあるか。
「それが一応オールスター休みではあったので。注射もしながら、どの程度良くなるのかと言いましたけど、かなり良くなったのは間違いないですけど。まあそこで痛みがゼロになるっていうことは、まあドクターとの話し合いではないのかなっていう感じではあったので。そこはまあオフシーズン次第なのかなとも思いますし。リハビリのメニューもこなしながら、どこまでゼロに近づけていけるかという作業かなと思います」
――オールスター休みで注射を打ったのは1回だけか。その後打っているとか、今後の予定はあるか。
「その後は(注射を)打ってないです。オールスター休み前の試合が終わった後ですか、最終戦の後にやりました」
?思い通りにいかない走塁「100%の差を埋めないといけない」
――なかなか後半戦に入ってホームランが出ていなかったが、膝の影響というのは打撃に関してはないか。
「そうですね、あんまり感じでは。どちらかというとベースランニングとか。ベースランニングもそこまでではないですけど。まあさっき言った通り、100%の差を埋めないといけないので。自分が100%で走った時にセーフになるところが、今の段階でセーフになるのかどうなのかっていうのを、タイミングを見極めながら走るっていうのはかなり難しいことではあるので。そこが一番難しいかなと思います」
――気持ち的にはどういうものがありますか。落ち着いているのか、もどかしさのようなものがあるか。
「どちらもありますね、それはやっぱり。まあ早く良くなりたいというか、今の段階ではやっぱりチームが良い位置にはいるので。本当に9月の最後、ポストシーズン、そこに間に合えばいいのかなっていう。まあお互いにチームとの共通認識だと思いますし。果たしてそこまでに、どの程度良くなるのかなっていう。悩ましいところがあるしっていう感じかなと思います」
――不安もあるか。
「そうですね。まあまだ全然良いと思う部分と、早く良くならないかなっていう部分と(両方あります)」
――先週の土曜日のブルペン回避について、球団やドクターと話し合った結果だと思う。自分の中でも「ここは踏み込んではいけないな」という部分があったのか。
「100%でないなら、まだプッシュする必要はないよね、というのがお互いの認識だった。ドクターも、そう思っています」
――ホームランは10試合ぶり。自身のバッティングの状態自体はどのように捉えているか。
「すごく悪いなっていう感覚はないですかね。打っていると思っている球がやっぱり、この前のヤンキース戦がそうでしたけど、外野フライぐらいになっているっていう。それぐらいのズレはありましたけど。そこまで、どうしようもないなというか、そこまでのズレはないかなと感じています」
(小谷真弥 / Masaya Kotani)