アカペラのラップで掴んだ“合格通知” 過去には役者も…新ヴォーカルの決意とギャップ

BsGravityでVocalを務める「HARU」
オリックスの球団公式ダンス&ヴォーカルユニットは結成13年目を迎える。2024年から新たな“挑戦”をスタートさせ、男女混成ユニット「BsGravity(ビーズグラビティ)」として活躍中。メンバーは「BsGirls」9人と「BsGuys」3人の計12人でスタジアムに彩りを増やしている。今回は1年目のVocalの「HARU」に話を聞いた。
異色の経歴から、新たなステージへと飛び込んだ。東京で役者業をしていた過去を持つHARUは「地元である大阪へ帰ってくることになり、人前でできる仕事を探していた時にオーディションを知りました。9年間野球をやっていましたし、歌とダンスを勉強していた時期もあったので受けてみよう」と、当時を振り返る。
新たな道への挑戦を、穏やかな眼差しで振り返る。オーディションでは役者としての経験ではなく、趣味で作っていたアカペラのラップを堂々と披露した。「楽曲にラップが入っているので、武器として提示していいんじゃないかと思って持っていきました。『ウケた』と思っていますね」と、手応えを思い出しながら自信に満ちた笑みをこぼす。
今季のテーマには「成長」を掲げる。「初めてのことも多くて、女性だけだった時の楽曲をやる時はキーが高かったり、今までやってきたダンスのジャンルと違うと感じるところもあります。完璧にこなせるようになっていくためには、成長していかないといけない」。覚えることに追われる日々の中でも、グループの一員としてよりレベルの高いパフォーマンスを追求しようと、真剣な表情で真っ直ぐに前を見据える。現状に満足することなく、自己研鑽を重ねていく覚悟だ。
グループの飛躍を目指し、自らのキャラクターも存分に生かしている。「僕はどちらかというとバラエティ側のタイプなので、ちょっと奇をてらったこともやっていきたいです。SNSでは歌やダンスだけじゃなく、たまに喋ってみたり、浜辺で走っているだけの動画を上げてみたり(笑)。もっと身近に感じてもらえるように意識しています」。
屈託のない笑顔を見せながら、言葉を弾ませる。型破りな発信をきっかけにグループを知ってもらい、球場へ足を運んでもらうのが狙いだ。「来るたびに『また良くなったな、前より輝いているかも』と思ってもらえるようなパフォーマンスをしていきたいです。オリックスの優勝を近くで応援して、見届けたいですね」。自らの成長とチームの歓喜を重ね合わせ、熱い想いを胸に突き進む。
(Full-Count編集部)