NPBと日本高野連のプロアマ連携「KFA」 未就学児らへ野球の普及目指す…1年目は804校で実施

NPB用具提供で高野連が活動、自主性を育む体験活動
日本野球機構(NPB)と日本高等学校野球連盟(日本高野連)の連携事業「キッズファーストアクション(KFA)」の1年目となる2025年度の活動実績がまとまり、7月31日に発表された。
プロとアマが協力して未就学児らに野球の楽しさを伝える取り組みで、1年目で45都道府県、804校が活動。これは日本高野連加盟校の約20%にあたり、前年度の28都道府県、367校から約119%増と急成長を遂げている。
同事業は2025年7月、両団体が3年間の協力合意書を締結して始動した。NPBが安全管理に配慮した指導方法や、子ども用のバットやボールなどの「KFAグッズ」を提供。2025年度は36連盟、280校から用具申請があった。
実際にグラウンドや幼稚園、保育園を訪問して野球あそびを指導した高校生らからは「言葉で伝える難しさを学んだ」「自分が野球を始めたころを思い出した」などといった感想が寄せられた。受け身だった選手に自主性が芽生えるなど、文科省が推奨する「体験活動」として豊かな人間形成にも寄与している。
2年目となる2026年度は、全47都道府県での実施、3年目の2027年度までに加盟校の半数にあたる約2000校での活動を目指す。日本高野連はその一環として技術・普及委員会内に「KFAワーキングチーム」を新設。元監督らで構成される委員が、各地の監督会議などに出向いて説明や協力を直接要請するなどをして、全国への定着を図っていく。
(Full-Count編集部)