「悪意しか感じられない」 里崎智也氏が無断記事化へ物申す…語るメディアとの関係性

元ロッテ・里崎智也氏【写真:編集部】
元ロッテ・里崎智也氏【写真:編集部】

元ロッテ・里崎智也氏は自身のYouTubeの無断記事化に苦言

 ロッテの捕手として活躍し、引退後は野球解説者だけではなく、ユーチューバーとしても存在感を放つ里崎智也氏が、ポッドキャスト番組「Full-Count LABー探求のカケラー」に出演。自身の公式YouTube「Satozaki Channel」の内容がメディアに無断で記事化される現状について、率直な思いを語った。

 里崎氏はこれまでYouTubeを転用しないよう求める投稿を、度々発信している。使用許可の連絡の有無を尋ねられると、即座に「1ミリも来てないです(笑)。まあ来ても拒否しますけどね」と言い切った。

 YouTubeが現在ほどの“主流”でなかった時代は取材依頼を受け、取材料を受けたことで記事化されていたと回顧。「なんでYouTubeになった瞬間にその手順が省かれるんですか」「タダ飯食ってんじゃねーよって感じです」などと、手順を飛ばして無断で使われている現状に苦言を呈した。

 記事になることで知名度アップや情報の拡散に繋がるため、歓迎する人がいることには理解を示す。その一方で里崎氏は「僕はしてくれなくても大丈夫」と笑い、自身の考えを述べた。

 里崎氏が特に憤るのは、切り抜きによる誇張だ。「大体キャッチーに切り抜いて言ってもいないことがタイトルになって」と指摘。「こちらが100キロでしか走ってないのに、ネット記事になると140キロぐらい出てるんですよ」と例える。

2020年から「全試合総チェック」を継続している

 里崎氏は地道な“努力”によって発信の土台を築いている。「全試合総チェック」と称し、毎朝6時に起床。子どもを送り出したあとの隙間時間を使って12球団すべての試合を確認する作業を、2020年から6年間続けてきた。「こんな面倒くさいこと、やりたくないんですよ」と苦笑しつつも、「逆にもうやらないと怖いんですよ」と継続理由を明かす。

 だからこそ、12球団分満遍なく届けている情報のうち、特定の1球団だけを切り取られたケースには「12球団分やっているんですよ。でも巨人だけ取り上げているんですよ。悪意しか感じないでしょ」と語気を強めた。「やるんだったら全部出してほしい」「URLも載せてほしい」との思いを伝えた。

 一方で、テレビやラジオでの発言が記事になることは容認している。「それは僕が主体じゃないから。僕は(自身の)YouTubeについてだけを言っているんです。これは僕が主だから」。

 自らが発信の主体である場だからこそ、内容にも扱われ方にも一切の妥協をしない。登録者数93万人という規模の発信力を持つからこそ、自分の言葉がどう伝わるかに最後まで責任を持つ。忖度なき発信を貫く里崎氏の姿勢の根底には強い責任感があった。

(Full-Count編集部)

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