大谷翔平のMVPは“当確” 最強PCAとの論争勃発も…殿堂入り右腕の見解「奪うことは不可能」

スモルツ氏、大谷は「散々相手にダメージを与え続ける」
ドジャース・大谷翔平投手は今季もリーグMVPの有力候補に挙げられている。カブスのピート・クロウ=アームストロング外野手との熾烈な争いが注目されるなか、米ポッドキャスト番組「フリッピン・バッツ・ポッドキャスト」に出演した殿堂入り右腕のジョン・スモルツ氏は、悩みながらも“大谷推し”の見解を示した。
番組内でスモルツ氏は「今日の時点で、両チームの状況と、両選手のそれぞれのチームでの重要度を鑑みると、PCAが有利と考えられるかもしれません」とし、PCAことクロウ=アームストロングのチームでの重要性を認める。一方で両者の明確な違いを指摘する。「今日では、守備の指標やWARなどの重要性が語られていますが、それらを含めてようやくPCAは(オオタニと)同じ土俵に上がれると思います。彼(PCA)は投げませんからね」。
さらに、9月に大谷が再びマウンドに立って好投を続けた場合の驚異的なシナリオに言及する。「これも言っておきます。9月になってオオタニが先発した試合で4勝0敗として防御率を改善させたら、(MVPは)オオタニです」と力説した。
スモルツ氏は二刀流としての圧倒的な実績について「よく、彼(オオタニ)の防御率1.72は『大したことない』なんて言われますが、大したものですよ。さらに、2割8分近い打率を残し、散々相手にダメージを与え続ける。私は、ショウヘイは独自のカテゴリーで括られるべきだと思います」と熱弁する。
大谷の異次元の存在感を称え、スモルツ氏は「誰かが攻撃面で歴史的なシーズンを過ごし、ものすごい打撃成績を残せば別ですが。もちろん、PCAなら可能ですが、それが実現しなければ彼(オオタニ)からMVPを奪うことは不可能でしょう」と語り締めくくった。
10日(日本時間11日)のロイヤルズ戦で大谷は2安打を放ち、打者としては今季成績を打率.292、26本塁打、72打点、出塁率.394、OPS.937としている。7月以降は登板できていないが、14先発して8勝2敗、防御率1.72の好成績だ。ちなみに、PCAのOPSは大谷に次ぐ.932となっている。
(Full-Count編集部)