最強右腕に“異変” 防御率は大幅悪化&11敗…気になる傾向、米懸念「怪我してるはず」

  • MLB
  • 2026.08.12
マーリンズ戦に先発登板したパイレーツのポール・スキーンズ【写真:ロイター】
マーリンズ戦に先発登板したパイレーツのポール・スキーンズ【写真:ロイター】

5回2失点(自責1)で11敗目…防御率は3.88

【MLB】マーリンズ 2ー0 パイレーツ(日本時間12日・マイアミ)

 異変に衝撃が広がっている。パイレーツの絶対的エース、ポール・スキーンズ投手は11日(日本時間12日)、敵地のマーリンズ戦に先発登板するも、5回2失点(自責1)で今季11敗目(9勝)を喫した。最速はわずか96.5マイル(約155.3キロ)にとどまり、「明らかに何かおかしい」「これは……まずい」と米ファンは不安にかられている。

 スキーンズは3回、エウリー・テレーズ外野手に初球の95.5マイル(約154キロ)を左翼席に運ばれて先制を許すと、5回には安打と送球エラーが重なって2点目を失った。わずか65球でこの回限りで降板。5回5安打2失点(自責1)、1四球4奪三振、防御率は3.88となっている。

 2023年全米ドラフト1位でパイレーツに入団し、2024年に新人王、昨年はリーグ1位の防御率1.97をマークしてサイ・ヤング賞に輝いた。現役最強右腕の呼び声高い24歳は平均98マイル(約157.7キロ)のフォーシームに加え、スプリッターとシンカーを組み合わせた“スプリンカー”を武器とする。圧倒的な球威で打者を抑えるのが持ち味だ。

 しかし今季は、その姿が薄らいでいる。前半戦の段階から平均球速が下降しており、それに伴い成績も大きく悪化。防御率は前年から倍近くなっている。この日は、フォーシームがシーズン平均より1.2マイル(約2キロ)遅く、変化球もスピードダウン。剛腕の球速が落ちるとなれば、当然懸念されるのが故障だ。

 試合後、パイレーツのドン・ケリー監督は5回65球での降板は負傷によるものではないと否定。「8月のこの時期になれば、怪我でなくても100%の状態である選手などいない」「彼を下ろしたのは怪我が理由ではない。あの場面で勝つための最善の機会を与えてくれると考えたからだ」などと話した。とはいえ、顕著な球速下落に不安の声は少なくない。

「腕が逝ってるか怪我してるはず……ここまで急に球速が落ちるのはおかしい」
「本当に怪我してるのかも。パイレーツファンじゃないけど、大丈夫であってほしい」
「パイレーツは今シーズン残り、スキーンズを休ませるべき」
「97マイルどころか、試合を通して95だった。明らかに何かおかしい」
「彼は終わってしまったのか」
「頼むよスキーンズ涙」

 スキーンズ登板試合で敗れたパイレーツは今季成績が58勝63敗、勝率.479となった。首位ブルワーズに16.5ゲーム差をつけられ、ナ・リーグ中地区最下位に沈んでいる。

(Full-Count編集部)

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