元巨人マイコラスが仲間に告げた「サヨナラ」 “戦力外”発表前に…番記者が見たロッカーの光景

ロースター変更前日にチームメートと別れ
元巨人のマイルズ・マイコラス投手が、メジャー生活10年の節目で厳しい現実を突きつけられた。ナショナルズは12日(日本時間13日)、37歳の右腕を40人枠から外すDFA(事実上の戦力外)とした。今季は25試合に登板して3勝9敗、防御率5.82。前日の11日(同12日)のカブス戦では3回1失点だった。
マイコラスは2015年から3年間、巨人でプレー。1年目に13勝、3年目には14勝を挙げた。その後カージナルスと契約し、メジャー復帰1年目の2018年には18勝をマークして最多勝のタイトルを獲得。日本での経験を足掛かりに、母国で大きな成功をつかんだ。2025年オフにFAとなり、今季からナショナルズに加入していた。
そんなマイコラスにとって、DFAが発表される前日のクラブハウスでは、すでに別れの時間が訪れていた。地元メディア「ナッツ・ジャーナル」のマーク・ザッカーマン記者は11日(同12日)、その翌日にメジャーデビューするジャクソン・ケント投手の昇格に伴うロースターの動きがまだ発表されていない段階で、「マイコラスはクラブハウスでチームメートやコーチ陣にサヨナラを伝えていた」と報じた。
「ワシントン・ポスト」のナショナルズ番、ダニエル・アレンタック記者も、マイコラスが試合後に「チームメートとハグを交わし、別れの挨拶をしていた」と報告。わずか数時間後、球団から正式にDFAが発表された。
ファンからは「マイルズは素晴らしいチームメートだった。本当に寂しくなる」「今シーズンはずっと苦戦していたけど、クラブハウスでは間違いなく皆から愛されていた」と惜しむ声が寄せられた。一方で、メジャーでのサービスタイムが10年に達した直後という節目でのDFAに、「お金も稼いで、いいキャリアを築いただろうから、おめでとうと言いたい」と長年のキャリアを称える声もあった。巨人での3年間を経てメジャーで最多勝まで上り詰めた右腕は、最後までチームメートに愛されながら、厳しい決断を迎えることになった。
(Full-Count編集部)