球団社長の怒り爆発…“謎離脱”の185億円男に「謝罪」を要求 掘り下げられた「前科」

  • MLB
  • 2026.08.21
Dバックスのケテル・マルテ【写真:荒川祐史】
Dバックスのケテル・マルテ【写真:荒川祐史】

18日の敵地ボストン戦を欠場…球団社長も知らなかった“事情”

 ダイヤモンドバックスのケテル・マルテ内野手が突如として制限リストに入り、無断欠場した事態について、球団社長が怒りと困惑を露わにしている。総額1億1650万ドル(約185億円)の大型契約を結ぶ主力の不可解な離脱に対し、球団トップは説明と謝罪を要求している。

 マルテは17日(日本時間18日)の敵地レッドソックス戦でスタメン予定だったが、球場に姿を見せず、その後に制限リストに入れられた。球団からの連絡に対しても返信はほとんどないという。ダイヤモンドバックスはワイルドカード4位につけており、ポストシーズン進出が狙えるだけに、看板選手の行動は波紋を呼んだ。

 地元ラジオ局「Arizona Sports 98.7」の番組「Bickley & Marotta Mornings」に出演したデレク・ホール球団社長兼CEOは「依然として(欠場理由は)さっぱりわからない。奇妙としか言いようがない。私は遠征に帯同していたので日曜日(同24日)の晩はボストンのホテルにいた。(その時)彼は問題なく姿を現わした。そしてご存じの通り(翌日の試合には)姿を現さなかった」と困惑の表情で振り返った。

 連絡の取れない状況に憤るホール社長は「奇妙としか言いようがない。私たちは回答を求めた。正直言うと、月曜日(同18日)は試合にすら行けず、ホテルに戻ったんだ。ケテル・マルテが私に話したいことがあったら話せるようにね」と説明。フロント陣が回答を待ち続けるなか、主砲の不可解な行動への不信感は募るばかりだ。

 さらに同社長は、マルテが前年にも球宴後に一方的に帰国を遅らせて休養を取った騒動に言及する。「去年起きたこととは違うけど、(状況は)似ている。球宴後に姿を現さなかった。なので前科がある。私たちは彼から説明と謝罪が必要だ。私たちは状況を整理して、次に進むことを望んでいる」と厳しい表情で謝罪を要求した。

 チームは20日(同21日)、マルテが制限リストから10日間の負傷者リストに移行したことを発表した。同局のジョン・ガンバドロ記者によると、マルテは膝とハムストリング上部の炎症が見られるという。真相は分かったものの、故障であれば上層部に連絡すれば良かったはずだが……。

(Full-Count編集部)

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