大谷翔平から“懇願” ド軍同僚が明かすベンチの会話…人生を変えた瞬間、忘れない思い出

家族の言葉を胸に「何か特別なことが起きる」
2025年ワールドシリーズを制覇したドジャース。その頂点を決めた第7戦で、9回2死から劇的な同点本塁打を放ったのがミゲル・ロハス内野手だった。20日(日本時間21日)に公開された「On Base With Mookie Betts」に出演したロハスが、伝説となった打席を振り返り、意外にも転機となったのは3球目の速球だったと明かした。
司会を務めるムーキー・ベッツ内野手から打席について問われたロハスは、当時を回顧し、出塁することを意識していたという。1、2球目は外角の速球と同じ軌道からボールになるスライダーを見極め、「これでスライダーの軌道がわかった」と振り返った。続く3球目は速球が大きく外れてボールとなったが、この1球が自信を取り戻すきっかけになったという。
「相手投手が明らかなボール球を投じてくると、自信が戻るんだ。太刀打ちできないと思うことは、これでもうなくなった。(バットに当たれば)飛ばせると思ったよ」
その後の4、5球目をファウルにし、6球目のスライダーがボールとなってフルカウント。最後は狙っていたスライダーを捉え、左翼席へ同点弾を叩き込んだ。
ロハスは本塁打を打った瞬間について、家族の存在を思い浮かべていたという。妻と子どもたちは4万人の観衆で埋まった球場のどこかにおり、妻から試合の数日前に「貴方の輝く瞬間がくる。何か特別なことが起きるから、諦めないで」と言われていたという。劇的な一発の裏には、家族からの言葉があった。
そしてベンチに戻ったロハスを待っていたのが大谷翔平投手だった。
「まだ勝っていない」と現実に戻ったロハスがヘルメットを置くと、大谷が近づいてきて「引退することを考えないで。まだ僕とプレーしてほしい」と“懇願”。キャリア最大級の場面で自信を取り戻したロハス。その一打は、チームを救っただけでなく、自身の野球人生にも大きな意味を持つ一打になった。
(Full-Count編集部)