無安打でも“No.1”…大谷翔平が維持する「940」 「不振」との声も、揺るがぬ地位

パイレーツ戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:黒澤崇】
パイレーツ戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:黒澤崇】

パイレーツ戦は3打数無安打…3試合ノーアーチ

【MLB】ドジャース 4ー3 パイレーツ(日本時間23日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は22日(日本時間23日)、本拠地パイレーツ戦に「1番・指名打者」で出場。3打数無安打2四球だった。この日、カイル・シュワーバー外野手(フィリーズ)が38号を放ち、本塁打数は8本差に広がった。それでも、大谷は“最強打者”たる地位を維持している。

 大谷はこの日、第1打席は空振り三振、第2打席は四球を選んで10試合連続出塁とした。第3打席も四球、第4打席が三振、8回の第5打席は一ゴロだった。18日(同19日)の敵地ロッキーズ戦で30号を放って以降、本塁打は3試合生まれていない。

 今季は例年に比べて本塁打のペースが上がっておらず、2024年から継続していた50本塁打超え(54発、55発)は厳しい見通し。40本塁打以上も簡単ではない。とはいえ、ロッキーズ戦で3本のアーチをかけ、現役選手では2人目の6年連続30本塁打の快挙をクリアしている。

 当然、期待がかかるのが逆転での本塁打王だ。試合前の時点ではシュワーバーと7本差だったが、昨季56発で大谷の前に立ちはだかった強打者は、11-2と大量リードした8回に野手登板となったペドロ・パヘス捕手(カージナルス)から38号を放ち、メジャー全体トップに立っている。

 本塁打王という観点から見れば、大谷は“一歩後退”となったが、打撃面で見れば依然として球界最高峰に君臨している。打撃全体の攻撃力を示す「OPS」は、ナ・リーグ1位の「.940」。リーグ2位でMVPのライバルでもあるピート・クロウ=アームストロング外野手(カブス)は.931、ジェームズ・ウッド外野手(ナショナルズ)は.928、シュワーバーの.892に対し大きくリードしている。

 エンゼルス時代の2023年からOPSは3年連続リーグ1位。例年より本塁打ペースが鈍い中でも、今季も高水準を維持しているのは、高出塁率と長打を両立できているからだ。「不振」「不調」との指摘もされるなかでも、大谷は間違いなく最強クラスの打者でもある。

(Full-Count編集部)

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